岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 03月 23日
盛岡市黒石野で新しく始まった住宅新築の現場です。
高台にある団地の端の土地なのですが、特徴が目の前にある斜面とその斜面に生える桜の木。 通常の平坦な敷地は違い南面い障害物が無く、桜の木が立つという好立地です。 どんな住宅にするのかお施主様と時間を掛けて計画し、いよいよ現地での工事着工となりました。 工事の様子を随時アップしていきます。 最初に建設予定地に立ったのは2年前の春でした。 桜の季節の終わった5月中旬、まだ土地契約の前段階。 どういう風に建物を立てられるのか分かりませんでしたが目の前の桜並木に圧倒された記憶がありますね。 計画が進み着工前の現場調査。 11月の落葉後の桜並木を見つつ、家からどんな風に景色が見えるのかを考えました。 春から秋までは眼前の桜が緑を提供してくれます。 冬から春までは遠くの山がとてもきれいに見えますね。 工事着工に際し地鎮祭を執り行いました。 工事の安全と建築するお家の発展を祈願しての神事です。 盛岡城址、桜山神社さんにお越し頂きました。 棟梁を務める畠山大工も玉串をお供えして工事の安全を祈願します。 弊社事務所では畠山棟梁が図板作成を開始。 まずは、図面を見ながら建物の構造を考える作業です。 シナベニヤの板に升目を記し、「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」と番付を付けて行きます。 何度か私とも打合せを重ね、修正しながら図板を書き上げます。 図板を作ると構造材の調書を作成。 柱や梁、土台や母屋などの構造材の本数を数えて行きます。 弊社作業場には、たくさんの構造材が入荷してきました。 まずは唐松の梁材と桁材が入荷してきました。 唐松材は、地元盛岡市産材を中心にそろえています。 地元の木が建物の骨格を形成していきます。 棟梁の墨付け作業が開始です。 まずは土台の墨付け作業から始まりました。 土台はヒノキを使用します。 薄いベージュ色の木肌に赤い節が特徴ですね。 ヒノキ特有の香りも強く、いい木材が入荷していました。 墨付けを終えた土台が並びます。 木材には墨で番付を記載し、仕口の形を線で記していきます。 その木材がどの位置に配置され、どんな仕口で組み合わせれるのかを棟梁が決め、加工する準備を行うのが墨付けの作業です。 図板を見ながら墨付けを進める畠山棟梁。 墨付けする木材は1本1本曲りやねじれ、木目や芯の位置を確認してから墨付けしていきます。 木は生き物です、どんな風に動くのか予想して使うのも大工の棟梁の大事な仕事ですね。 現場では基礎工事がスタート。 まずは重機を使って根掘りの作業。 基礎を作る部分に溝を掘り砕石を入れる作業が進みます。 重機と人力で基礎の作業が進んで行きます。 冬場の基礎工事ですので土が凍らないように養生が大事になります。 毎日仕事が終わるとシートで基礎全体を覆い、土が凍らないように配慮しながら作業を進めて行きます。 砕石を敷き終えるとベース枠の設置作業です。 先ほど掘って砕石を入れた基礎の部分に型枠を並べて固定する作業です。 奥行きがあり大きな建物なのが分かりますね。 新しく始まった住宅新築の現場の工事の様子です。 まずは、現地での基礎工事と弊社の大工の墨付け作業から工事が進んで行きます。 春先の桜の満開を楽しみにまずは冬場の基礎工事ですね。 もちろんこの建物も地元岩手の木、盛岡の木をたくさん使用していきます。 そして大工の技術がしっかりと生きるように計画して行きます。 「桜の見える丘の上の家」が着工です! 続きをお楽しみに~。
by iwaizawa
| 2018-03-23 04:46
| 現場日記~住宅新築~
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