岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 06月 14日
盛岡市三ツ割で進行中の住宅新築の現場。
床面積は30坪ほどの小さな住宅。< 限られた土地を有効に利用し、駐車スペースを2台確保しつつ、吹き抜け空間もある4LDKの間取り、もちろん地元の木をしっかり使い、大工の技術を生かした建物です。 住宅の新築工事は、外構工事も含め終了です。 完成写真を数回に分けてお伝えしていきます。 今回は外観を中心にお伝えします。 建物正面です。 正面の外壁には、岩手県産の杉材を使用しています。 製材所で丸太から製材された厚板を表面を仕上げる事無く、その風合いを生かして塗装しています。 板1枚1枚の厚みも微妙に異なり、工業製には無い風合いがいいですね。 正面以外の外壁には金属サイディングの縦ストライプを使用。 正面の杉の外壁とのコントラストがいいですね。 外構工事で設置した木製の格子塀も外観を形成する要因になっています。 玄関上の庇は角度を急にして設置しました。 屋根材にはアスファルトシングル葺きを使用。 正面の外観を形成する要素としてあくまで見た目を重視した玄関庇となっています。 玄関ドアも木製です。 色もあえて外壁と同じような色。 この角度で見ると外壁材の凹凸も感じられます。 無垢の素材の質感を最大限に生かした仕上げです。 中庭部分の上にはベランダが設置されています。 ここはヒノキ材で製作しました。 雨に強い樹種を選定し、しっかりと長持ちするように施工方法も考慮しました。 黒い金属サイディングとも相性がいいですね。 ベランダに上がるとこんな感じ。 デッキ材や手摺材もすべてヒノキを使用しています。 このベランダがある事で光を室内に取り込むことが出来ています。 いろんな要素を兼ねたベランダとなります。 外構工事で設置した木製塀もいいですね。 一番腐食しやすい支柱の部分はアルミ製の角柱を使用。 塀板は、細めの胴縁材を塗装して取り付けています。 風も通し、目線も程よく隠せるいい雰囲気の木製塀です。 玄関ドアを開けるとこんな感じです。 奥にはリビングへの格子建具が迎えてくれます。 広くはありませんが、収納をしっかりと確保してすっきりきれいな玄関ホールです。 正面の格子建具を開けるとリビングが見えますね。 リビング奥には中庭に面した掃出しサッシも見えて来ます。 小さな敷地を最大限活用し広がりを感じられるように計画しています。 玄関内の土間部分にはタイルを張って仕上げてあります。 ダークグレーのタイルと床のナラの木がいい感じです。 色使いもとってもシンプルに計画しています。 入り口からリビングに入るとこんな感じです。 床板はナラ、もちろん岩手県産材です。 LDKの天井は、梁を表しに仕上げ高さも高めに設定。 梁と梁の間には杉板を張って仕上げています。 こちらはリビングの空間。 4.5畳分の空間ですが、吹き抜けになっていて上から光が入ってきます。 正面にはテレビが設置予定です。 白い壁紙とナラの床板がとてもすっきりとした印象を与えます。 リビング側からキッチンを見るとこんな感じです。 オーダーで作った木製のカウンターキッチンです。 天板には栗の木を使用しています。 こちらは床、天井、造作家具が木製です。 大工の手でしっかりと作り込まれた空間です。 外観を中心に完成写真をご紹介してきました。 街中にもほど近い、小さな土地に地元の木をたくさん使った素敵な家が完成しました。 お施主様のこだわりをしっかりと取り入れつつコンパクトにまとめた住宅ですね。 次回は、キッチンを中心にご紹介しようと思います。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-06-14 05:33
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