岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 06月 18日
盛岡市東仙北にて新たに始まった新築現場。
古い既存住宅を解体してからの建替え工事となります。 今回は大きな平屋の建物。 平屋の特色を生かし、小屋組みには太くて長い地元産の木材を使用して豪快な構造を作りたいと考えています。 まずは大工の墨付け刻みの作業からスタートしています。 続いて現場での基礎工事も始まりました。 少しずつ着実に工事が進んで行きます。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 弊社作業場では構造材の刻みの作業が進んでいます。 田村棟梁が作業しているのは赤松の棟木の仕口ですね。 大きな棟木の大きな仕口は突きノミで平らな面を仕上げています。 よ~く研いだ突きノミはきれいに木を削っていきます。 木の切断はノコギリです。 電動丸ノコが届かない部分はこうして手ノコでゆっくりと切断します。 棟木の仕口は大きいですね~。 少し刻みを進めては差し金でチェック。 これを何度も繰り返しながら仕口を整えて行きます。 気の長~い作業です。 先ほど手ノコで切断した面を付ノミで仕上げていますね。 手の力で押すだけでスッと削れて行きます。 構造材の仕口は組み上げられると見えなくなってしまいますが、このように仕口をきれいに見せるために大工は一生懸命作業します。 大工たちの腕の見せ所ですね。 藤澤大工は大きな栗の曲り梁の刻み作業中ですね。 材の下に潜り込み、手ノコで切断中です。 仕口の形状を考え手ノコでの作業を選択です。 今度は材の上に上がって手ノコを振るいます。 現代の大工仕事ではこうした手ノコを使う場面も少なくなりました。 まして、今回の様な大きな仕口を作る機械もほとんど無いのが現状です。 仕口がだんだん出来上がってきました。 栗の曲り梁の仕口は、車知栓継ぎのようですね。 長~い象の鼻の様な部分が大黒柱に差さる部分ですね。 こちらもなかなか見ない仕口です。 クレーンで吊り上げ、台に乗せ仕口の調整作業。 こちらの曲り梁も何度もこのような作業を繰り返し仕上げて行きます。 先ほど田村棟梁が刻んでいた棟木の仮組み作業が始まりました。 仕口を合わせてベルトで縛りながら仕口を締めて行きます。 こうして仕口がきれいに納まるか、しっかりかみ合い外れて来ないか確認します。 袰岩大工も一緒に仮組み作業をお手伝い。 ベテラン大工の経験を伝えるいい機会です。 仮組みをほどいて手直しの作業。 何度も組んでは外して手直しの作業を繰り返します。 この作業では弊社作業場の天井クレーンが活躍しますね。 重い木材の微調整は人力ではかなり大変です。 そうした部分はクレーンに助けてもらいながら刻みを進めます。 仕口の微調整といっても仕口の形状が大きいので、突きノミで削っていきます。 田村棟梁と大きさを比べても棟木の太さが分かりますね。 こうしてぴったりときれいに納まる仕口が出来上がって行きます。 現場では基礎工事が進行中。 ベース枠を外して鉄筋がきれいに見える状態になりました。 基礎のベース部分が完成です。 ベースの巾の確認や水道配管の位置を確認です。 施工とチェックを繰り返しながら工事が進んで行きます。 型枠組みの作業が始まりました。 鉄筋を挟んで型枠を立てていきます。 鉄筋の上にオレンジ色の棒が立っています。 今回初めて使用する高さを示す部材です。 型枠が組み上がっていきます。 基礎が大きいですね~。 型枠が立つとより大きく見えて来ます。 再びコンクリート打設となります。 現場にはポンプ車とミキサー車がやって来ます。 ポンプ車の長~いホースが伸びて、先からコンクリートが流れるという仕組みです。 このようにホースからドロドロのコンクリートが出てきます。 それを一定の高さに納めつつ平らに仕上げて行きます。 型枠の中にコンクリートが満たされました。 これでまた数日間養生します。 基礎工事も前半の作業が終了ですね。 弊社作業場では大工たちの刻みの作業が進行中です。 大きな構造材の刻みと仮組が行われています。 太い木材を手作業で加工していくのは時間と経験が大事な作業です。 大工の墨付け、刻みの作業はとても見ごたえがありますね~。 どんな構造が出来上がって行くのか今からとても楽しみです。 そして現場での基礎工事も本格的に進み始めました。 現場と作業場で工事が同時に進行中ですね。 続きをお楽しみに! そんな作業の様子をご紹介しました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-06-18 04:55
| 現場日記~住宅新築~
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