岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 06月 19日
盛岡市加賀野、中津川沿いにある川留稲荷神社さま。
今回は、神社の本殿と拝殿を繋ぐ渡り廊下の雨漏りの修繕作業。 長年少しずつ雨漏りで木の腐食が進んでいました。 今回は、雨漏りの原因をしっかり調査し、雨漏りの改善と腐食部分の修繕作業を行います。 それでは作業の様子をお伝えしていきます。 弊社作業場では、ベテラン太田大工が垂木と鴨居の刻み作業。 微妙な角度で湾曲した鴨居を仕上げて行く作業です。 ほぼすべて大工の経験と勘で作業が進みます。 隣の外してきた見本の鴨居を置き、それに合わせてカンナで徐々に形を近づけて行く作業です。 見ていても楽しくなりますね。 垂木材の木取り。 曲がっている垂木は、大きな天板から曳き割って製材します。 垂木自体は細いのですが、湾曲している分幅の広い天板が必要になります。 ちなみに、製材した際には湾曲の内側の材はこんな風に取れます。 これは使用できないので弊社作業場の薪ストーブへ。 こうして製材から仕上げまで大工が作業を行っていきます。 外してきた鴨居と垂木。 雨漏りで黒く変色し、かなり腐食が進んでいました。 仕上がった垂木が3本。 杉の芯材できれいに仕上がりました。 新しい垂木の準備が出来ていよいよ現場作業へと向かいます。 太田大工は現場作業の前に道具の手入れ。 ノミやカンナをしっかりと研いでから現場へ向かいます。 道具も大工の腕の一部です。 いい道具でいい仕事が出来ますね。 現場では改修する屋根のまわりに足場を組みます。 狭い屋根と屋根の隙間の作業なのでまずは準備をしっかりと行います。 現場で再度腐食部分を確認。 垂木が腐食し、野地板はほぼありませんね。 屋根の銅葺きの板金が見える状態です。 ここを直しつつ、雨漏りの原因を特定し改修するのが今回の仕事になります。 解体作業が開始。 中津大工が狭い屋根の下にもぐりながら解体。 ほぼ身動きが取れないほど狭いところです。 まずは屋根の板金を剥がし、野地板を撤去します。 腐食した桁の端を交換。 ここは、桁の端が腐食していました。 上手く手直し出来ました。 続いて湾曲した垂木の交換作業です。 屋根の下側から垂木を交換していきます。 まだ野地板は古いまま、先に垂木を交換し、解体が進んで上部から野地板を変えるという作業方法です。 太田大工は鴨居の交換作業です。 これもなかなか難し作業。 湾曲した鴨居を交換していきます。 大工の経験が大事な作業です。 滅多に無い神社の修繕工事。 頼れるのはベテランの大工の経験と技術ですね。 今回は太田大工が担当です。 現場からの木の取り外し作業、鴨居と垂木の加工作業、現場での修繕作業と進んで行きます。 いよいよ現場での工事がスタート。 そんな神社の修繕作業の様子をお伝えしていきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-06-19 05:25
| 現場日記~リフォーム~
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