東山 骨太の家 外構工事 完了です！

2015年に竣工した盛岡市東山の「骨太の家」。<br>
今回、土留め擁壁などの外構工事を行うことになりました。
新築し数年が経過し、外回りのどこをどんな風に改修すると暮らしやすいかじっくり計画を立て、暖かくなったこの時期に工事を進めて行きます。
まずは、土留め擁壁の施工が進み、続いては駐車スペースの舗装作業と進行。
最後は、大工の自転車置き場設置と木製塀の改修作業です。
そんな外構工事が進んで行く様子をお伝えしていきます。

外構工事の進む東山の住宅。
外壁には屋根材であるガルバ鋼板を使用しています。
独特な外観の建物で外構工事が進行中です。

舗装工事が進み、駐車スペースのコンクリート舗装が完了です。
コストの面も考慮し、コンクリートでの舗装は普段車を停めるこの部分だけにしました。

L型擁壁の設置、玄関アプローチの階段設置、コンクリート舗装まで完了したファサードの部分。
まずは先行してコンクリートに関連する作業が進みます。

続いて始まったのは大工の自転車小屋設置。
もちろん木造での作業です。
杉や唐松の構造材にはウッドロングエコという塗料で塗装してから現場で組み立てています。
電柱もあり特殊な形状の自転車小屋が組み上がっていきます。

続いての作業はアスファルト舗装。
熱い舗装材を敷き、平らに均し転圧作業を行っていきます。
きれいに仕上げっていきますね～。

カーポート奥のスペースも舗装が完了。
微妙に傾斜を付けて雨が流れるように施工しています。
これまであまり活用出来ていなかったスペースもこれで活用出来そうです。

玄関前の部分も舗装が完了です。
自転車置き場付近は砕石敷きのままです。

舗装部分もきれいに仕上がりました。
道路から微妙な角度で斜めな部分はコンクリート舗装が難しいのでアスファルト舗装。
普段駐車する場所はコンクリート舗装。
車庫の奥はたまに車を停めたりする場所でアスファルト舗装。
こんな風に舗装の仕様も使い分けて施工していきます。

自転車小屋の設置に合わせて木製塀の一部を改修。
高さを変更し、目隠し性を高めました。
リビングから道路を歩く人の目線を遮る事を目的として改修です。
使用する唐松材には母屋の外壁と同様にウッドロングエコを塗装しています。
微妙な色合いがいいですね。

最後はエアコン設置。
今回の外構工事に合わせてエアコンを設置、駐車の邪魔にならないように車庫の高い位置に室外機を設置。
大工がしっかりと下地を作り、そこに機器を設置してもらいました。
使い勝手を考慮しての作業ですね。

工事がすべて完了です。
雨の日に道路から撮影。
木製の自転車小屋と木製塀がいい感じに出来ました。
木の経年変化が今から楽しみですね。
母屋の外観にもうまく合っています。

今回の自転車小屋の施工は結構大変でした。
敷地角にある電柱はよける事ができません。
自転車小屋の角の形を変形し構造を考えています。
屋根の勾配も奥側につけて雨水もうまく処理できました。
大工たちの技術が生きる自転車小屋が完成しました。

舗装工事もきれいに仕上がりました。
雨の日に確認したかったのが雨水の流れ。
水勾配を付けた舗装は上手く雨水が流れていました。
一安心です。

これですべての作業が完了です。
道路と宅地の高低差が微妙な敷地だったのでどのように納めるのはとても難しかったです。
職人たちの技術でとってもきれいに仕上がり安心しました。
これで暮らしやすさがぐっと高まりますね。

東山の住宅の外構工事がすべて完了です。
新築し数年が経過し暮らしが確立してくると外構工事もどんな風に行えばいいのか分かってきますね。
今回はそうして住んでからの外構工事となりました。
もちろん弊社の大工たちの技術も生かした外構工事を計画。
今回もとっても素敵に仕上がりました。
お施主様にも感謝です。
ありがとうございました！