岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 08月 07日
盛岡から少し離れた岩泉町で始まる住宅新築の現場「岩泉の家」。
「オオツカヨウ建築設計」さんの設計、弊社の施工というタッグで工事が進んで行きます。 地元岩泉町付近で伐採された木材を使用し、弊社の大工が墨付け刻みから行う家づくりです。 冬寒く夏暑い盆地気候の岩泉、そこでも快適に生活できるように大塚さんが設計した住宅です。 設計士さんと弊社大工の家づくりが進行中! どんな住宅が出来るのか今から楽しみです。 現場場での基礎工事と弊社作業場での大工刻みが完了し、現地での建て方作業が進行中です! そんな作業の様子をご紹介していきます。 建て方作業も4日ほど進み建物の形がおおよそ見えてきた現場です。 かなり引いて撮影しても写真に納まらないほど大きな建物になってきました。 大工たちの作業は1階LDKの勾配天井の施工に入りました。 この日は天気があまり芳しくなく、ブルーシートを張っての作業です。 登り梁の梁受け化粧材の加工中の棟梁。 梁自体は構造材の柱で受けているのですが、完成時にLDKからきれいに見えるように化粧梁を設置します。 見事きれいに設置されました。 登り梁の寸法、間隔、材のよれなどを計算しきれいに取り付けられました。 天井板の施工が進みます。 登り梁の上に杉板を並べて行きます。 赤松の梁と天井板の杉がとてもきれいですね。 天井板を張り終えると、その上に気密シートを施工。 室内からの湿気を含んだ空気を躯体内に入れないようにする機能を確保します。 気密シートの上から屋根の下地となる母屋を掛けます。 母屋の高さは、断熱材の厚さや窓の高さなどを考慮して棟梁が決めて行きます。 母屋に垂木を掛けます。 垂木は、母屋と直交方法に取付け軒先として建物から伸びて行きます。 天井板と垂木の間に断熱材を入れて行きます。 高性能グラスウール断熱材を隙間なく入れて行きます。 断熱材の施工まで終えた屋根構造ですね。 垂木がそのまま見えている状態です。 垂木の厚さ分で屋根の通気を確保しています。 断熱材をしっかり入れ、建物の通気を確保し、暖かく長持ちする建物を作っていきます。 続いては垂木の上に野地板を張って行きます。 野地板は地元岩泉産の赤松、唐松、杉を使用。 無垢の板を屋根下地にも使用します。 厚さ寒さが直接接する屋根下地にはなるべく無垢の木を使用するようにしています。 野地板の上にはルーフィングを敷きます。 ルーフィングはトタン屋根の下地となる防水紙ですね。 屋根のトタンと合わせて雨漏りを防ぐ機能と雨音の低減やトタンからの熱伝導を和らげる機能など大事な役目を担います。 屋根葺きまでの間、一旦ブルーシートで覆います。 ここまで作業できれば雨の心配も少なくなります。 屋根葺きが始まりました。 立平葺きという防水性能の高い施工方法を採用します。 屋根の勾配なりにトタンを配置し固定して行きます。 2階の屋根は一足先に葺き終えています。 大きな屋根です。 勾配が緩く、地上からは屋根のトタンは見えないように計画されています。 外観がどんな風に仕上がるのかも楽しみです。 屋根葺き作業が進む中、大工たちは建物外周部の下地作業。 柱と柱の間に間柱という木を立てる作業ですね。 建物外周部に木が所狭しと建ち並びます。 建物の向こう側が見えなくなるほどの量の木材を使用します。 続いては建物外周に耐力面材を張る作業。 室内から見ると白い壁が出来て行きます。 耐力面材にはMOISSという素材を使用。 構造耐力が強く、防火性能にも優れた素材です。 木が立ち並ぶ外周部が白い面材で覆われて行きます。 大工たちの建て方作業も無事に終了ですね。 現地での建て方作業が順調に進み、建て方作業も終了です。 これまで1本1本の木材だった構造材が基礎の上で組み上がり、大きな構造物を構成していく過程が十分に見れました。 大工たちが躍動する現場での建て方作業はいつ見てもいいですね~。 建て方作業は大工の仕事のなかでもやはり華のある作業。 いきいきと仕事をする大工たちがとてもいいですね。 建て方が進み、屋根まで出来てくると次の工程は壁の下地作業へと移っていきます。 ここからは、建物の耐久性や断熱性能に係る工程です。 引き続き大工たちの作業の様子をお伝えして行きますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-08-07 05:36
| 現場日記~住宅新築~
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