岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2018年 10月 18日
盛岡市本町通りで住宅の建替え工事が進行中。
現場は弊社事務所のすぐ近くになります。 この辺りは昔ながらの町家の名残が残る地域。 間口が狭く、奥行きの長~い土地が多く残っています。 今回もそんな町家時代から続く間口の狭く奥行きの長い特徴的な土地での建替え工事です。 建物を計画する上でまずは間口をどう確保し、どういうアプローチで建て替えを進めて行くのかじっくり計画する事が重要です。 弊社ではこうした間口の狭い宅地での建替え工事も何度も経験し、実績を蓄積してきました。 今回もそんな経験を生かして建替え工事を進めて行きます。 そして現場では大工たちの下地作業も進み、外壁張りや床板張りなど仕上げに係る作業が進んでいます。 そんな現場作業の様子をお伝えして行きます。 室内では床板張りの作業が進んでいます。 2階の寝室では岩手県産唐松の床板が張られました。 天井→壁と作業が進み、次は壁の下地作業へと進みます。 階段の設置作業も始まりました。 2階へ上がる周り部分が取り付けられました。 階段も大工が作って行きます。 今回はササラ桁が見えない仕上がりとなるのでギザギザのササラに段板が載る仕様。 作ってる途中の階段はなかなか見えないので貴重です。 現代の家づくりでは、階段はほぼプレカットで工場生産。 大工が作る階段はあまりないようです。 階段の設置が終わるとすぐに養生して大工も使う事になります。 登りやすい階段が出来て、上り下りが楽になりました。 屋外では外壁張りの作業が進んでいます。 鈴木棟梁は玄関周りの外壁張りを行います。 玄関周りはフラットな外壁材を張り、白く塗装して仕上げます。 外階段も設置するので明るい空間に仕上げます。 外周部の金属サイディング張りの作業も順調に進んでいます。 縦縞の外壁材が2階部分にも張られて行きます。 換気口周りや電線の貫通分には、防水処理としてコーキング材を充填しつつ作業が進みます。 金属サイディングの施工もあとわずか迄進んで来ました。 建物全体が黒く仕上がって行きます。 建物正面の外壁の一部には杉板を張ります。 杉板は弊社大工が加工を行ったモノ。 当然地元岩手県産の杉板を使用しています。 塗装まで行った杉板を張る作業が始まりました。 杉板の外壁がこんな感じに仕上がりました。 表面は製材したままのザラザラの仕上げ、板と板の間には隙間を設けた仕上がりです。 木の表情がいい感じに現れていますね。 杉板を張るとすぐに電気メーターなどの設備が設置されました。 杉板が隠れてもったいない様にも思えますが、建物の側面が境界ギリギリで何も設置できないので建物の正面にこうした設備を配置します。 これも想定済みなので外観がどんな風に仕上がるのかも楽しみです。 台風が接近するという予報でこちらの現場も足場のシートを畳みます。 おかげでこの段階での外観を確認できました。 黒い金属サイディングと杉板部分が確認できました。 だんだん完成形も見えて来ましたね。 室内では1階リビングでも床板張りがスタート。 こちらはナラの床板です。 こちらのナラも岩手県産材です。 広葉樹も多く産出される岩手県ならではの地元の木の床が出来て行きます。 もう一か所の階段の施工が進んでいます。 こちらは玄関脇の外階段です。 赤松集成材とラワンベニヤで下地を作っています。 2階へ続く直階段部分。 この後、仕上げには長尺の塩ビシートを貼る事になります。 階段の裏側です。 このスペースはもちろん活用し、収納として整備して行きます。 狭いマチナカの住宅では小さなスペースもしっかりと活用するように計画して行きます。 1階の玄関の脇に2階世帯へ上る階段が出来ました。 防火シャッター、玄関、階段といろんな機能が入り組む入り口スペースです。 街中の防火地域の制約をクリアしつつ使いやすい建物になるように計画しています。 現場では大工たちの下地に作業が進み、少しずつ仕上げの作業も始まりました。 外部では外壁張りの作業が進み、外観が一気に変化して行きます。 室内では、下地作業と同時に床板張りの仕上げ作業もスタート。 完成後に人が最も触れる床板には、地元岩手県産材を使った床板を使用して行きます。 建物の構造だけでなく、人が触れる仕上げの部分にも地元の木をふんだんに使用します。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んで行きます。 ここ、建築地のある盛岡市本町通りは盛岡の城下町時代からの商人街だった地域。 今回施工を行っている場所も旧町名は「油町」。 そして町家独特の間口の狭い奥行きの長い敷地形状となります。 そこでの間取りの計画や工事の進め方など、現代の宅地分譲地とは全然違う家づくりとなります。 そんな家づくりの進みの様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-10-18 04:46
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||