岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 11月 07日
盛岡市本町通りで住宅の建替え工事が進行中。
現場は弊社事務所のすぐ近くになります。 この辺りは昔ながらの町家の名残が残る地域。 間口が狭く、奥行きの長~い土地が多く残っています。 今回もそんな町家時代から続く間口の狭く奥行きの長い特徴的な土地での建替え工事です。 建物を計画する上でまずは間口をどう確保し、どういうアプローチで建て替えを進めて行くのかじっくり計画する事が重要です。 弊社ではこうした間口の狭い宅地での建替え工事も何度も経験し、実績を蓄積してきました。 今回もそんな経験を生かして建替え工事を進めて行きます。 そして現場では大工たちの仕上げの作業が進み、工事も終盤戦に入っています。 そんな現場作業の様子をお伝えして行きます。 現場では足場の撤去作業が始まりました。 足場を解体し、すぐにトラックに積み込み搬出して行きます。 隣地との離れがほとんど無い狭小地では、足場の掛け払いも大変な作業となります。 足場が外れすっきりシンプルな外観が現れてきました。 隣地駐車場側には屋根勾配を付けず、落雪の心配も無い様に配慮して計画しています。 建物正面もかなり完成形に近づいて来ました。 ここから水道、電気、ガスなどのライフラインのメーター類の配置作業が始まります。 両脇の敷地の余裕が無いので正面に図べ手の設備が集中してきます。 どう納まるのかかなり苦労して計画してきました。 室内でも設備機器の設置作業が進んでいます。 1階の世帯側のキッチン組立の様子。 バラバラの箱を組み立て大きなキッチンを作って行きます。 組みあわせた箱の上にカウンター天板を載せ、扉が設置されてきました。 一気にキッチンらしくなりました。 最後に防水処理を行ってキッチンが組み上がります。 組み上がったキッチンの脇に壁を作ります。 この壁の内部は2階へのパイプスペースになります。 組み上がったキッチンに合わせて作る事でぴったりと違和感なく壁を仕上げる事が出来ました。 洗面所でも設備機器の設置が進んでいました。 こちらは洗面台上部に給湯器を配置しています。 屋外に給湯器を設置するスペースが無いため、室内設置タイプの給湯器を取り付けします。 設備の設置作業が進み、次の工程は内装工事。 クロス貼りの準備が始まりました。 壁面のボードジョイント部分とビス頭にパテ処理を行っていきます。 各個室も同様にパテ処理が進みます。 クロスを貼る際に下地を平滑にして、壁がきれいに平らに仕上がるようにする下処理の作業です。 玄関では左官屋さんがモルタルで下地を作る作業を開始。 玄関の床に張る玄昌石の下地作りです。 コチラも石を張る前に床面を平らに仕上げるための下処理ですね。 こうした下地作りが後の仕上げの精度につながって行きます。 出来上がった下地に玄昌石を仮置き。 石の厚さと石の割付を検討して行きます。 出来上がったモルタルの下地に墨出しを行い、石を置いていきます。 今回使用する玄昌石は、石巻周辺で産出される石で300×600の大きな薄い石です。 屋根のスレートとしても使用される黒くてきれいな石ですね。 石が張り進むとこんな感じ。 まだまだ完成ではありませんがきれいな仕上がりが期待できますね。 玄昌石は、1枚1枚に表情があり、タイルとはまた違う印象に仕上がります。 玄関脇の板張りの外壁部分に設備関連のメーター類を設置する準備が進みます。 一番上部には電気のメーター。 下の右側にはガスメーター。 左にはエアコン室外機が2台設置。 その下には水道メーターと屋外散水栓、排水枡。 玄関脇にこうしたライフラインに係るメーター類がぎっしりと集まります。 街中の狭小地ではこうした設備関連の配置も家づくりの大事な要素となって行きますね。 現場では室内屋外で設備機器の設置と内装作業が進んで行きます。 完成まであと一歩という所まで進んで来ました。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んで行きます。 ここ、建築地のある盛岡市本町通りは盛岡の城下町時代からの商人街だった地域。 今回施工を行っている場所も旧町名は「油町」。 そして町家独特の間口の狭い奥行きの長い敷地形状となります。 そこでの間取りの計画や工事の進め方など、現代の宅地分譲地とは全然違う家づくりとなります。 そんな家づくりの進みの様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-11-07 04:42
| 現場日記~住宅新築~
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