岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 11月 13日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 現場では、大工たちによる外壁張りの作業と床板張りの作業、弊社作業場では階段材の加工が進んでいます。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 杉板の外壁材張りが進む現場です。 製材したままの粗い仕上がりの杉板に塗装したモノを使用しています。 ザラザラしたマットな感じに仕上がって行きます。 鈴木大工が長さに合わせて杉板を切断。 その際に木口にもしっかりと塗料を塗ります。 小瀬川棟梁が張る作業。 サッシ間の細かな部分もきれいに仕上げ、最後は黒いビスで留め付けて行きます。 杉板のジョイント部分や縦の接合面もこのようにしっかりと塗装しています。 経年変化で板が縮んでも塗料の塗っていない部分が見えない様に配慮しています。 3階の上まで張り上げ、横移動して行きます。 防水透湿シートで白い建物でしたが、杉板が張り進みいい雰囲気に変わっていきます。 張り終わると板の掃除を行います。 切断の際に飛び散った木くずを落とし、きれいに仕上げて行きます。 杉板の表情がしっかりと見えていい雰囲気です。 板のジョイント部分には約6ミリの隙間を空けて板を仕上げています。 杉板の存在感がしっかりと分かる外観となります。 杉板を張り終えると屋根の端部、破風の板金作業。 屋根と外壁の接合部分を板金できれいに仕上がて行きます。 破風に板金を施工後に雨樋を設置。 屋根の上には雪止めを設置。 雪止めは、スノーグリッドという無落雪仕様のモノにしています。 隣地まで距離が無いのでこうした対策はしっかりと行います。 続いてはコーキングの打設作業。 外壁目地やサッシ廻りなどに防水処理を行っていきます。 換気口のウェザーカバーも設置されて行きます。 ウェザーカバーも外観に合わせ、ブラック色の角型フードを選択。 すっきりきれいに納まりました。 室内では床板張りの作業が進みます。 1階部分は唐松の床板張りの作業。 田村大工が進めて行きます。 2階リビングは壁のボード張りが進みます。 すっきりシンプルな部屋になってきました。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が進行中。 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に着工した木造3階建ての現場です。 大工たちが進めてきた盛岡市産の構造の建て方作業も無事に終了。 現場では、外壁の施工や室内の仕上げ作業が進んで行きます。 外壁にも床板にも階段にも地元岩手の木材を使っています。 地元で採れた木材が地元の建物を支えるという地域での資源の循環を大事にした家づくりです。 もちろんそこには地元の大工がしっかりと技術を生かして作業を進めて行きます。 いい建物を作るためいい素材、いい職人が力を発揮して作るという仕事を大事にしていきます。 現場での作業の様子を順次お伝えして行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-11-13 05:39
| 現場日記~住宅新築~
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