岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2018年 12月 11日
盛岡市紅葉が丘で着工した住宅建替え工事の現場です。
既存の古い住宅を解体し、新築するという工事になります。 建築地は盛岡市紅葉が丘の高台にある静かな住宅地。 お施主様はここからの景色がとってもお気に入りです。 どんな建物になるのか今からワクワクですね。 今回も地元の木を使い大工の技術を生かした建物となります。 少しずつ工事の様子をお伝えして行きます。 弊社作業場では大工たちの木の加工作業が進んでいます。 畠山棟梁は、図板を見ながら墨付け作業中。 唐松の桁材に刻みの為の墨付けを行っていきます。 棟梁の大事な仕事ですね。 堀口大工が刻みを担当です。 唐松の梁材に刻みを行っていますね。 ノミと木槌で仕口を形成して行きます。 先ほどの畠山棟梁の墨付けを元に刻みの作業を進めて行きます。 梁材の刻みも進んでいますね。 この仕口は梁材の台持ち継という仕口ですね。 梁材同士を繋ぎ、下には柱が掛かる位置に使用する仕口です。 構造と使う木材、長さや強度、組み方を考えて棟梁がこうした仕口の形状も判断して行きます。 腕組みして考える畠山棟梁。 何やら難しい納まりがあるようです。 私と相談しつつ木組みを考えて行きます。 畠山棟梁が場所を変えて作業を開始。 木組みを開始しました。 何の作業でしょうか? 再び図板を持って木材の山の前で考えます。 いろいろと考えているのは屋根の構造のようですね。 今回の屋根は3種類の勾配があり、その納まりに悩んでいるようですね。 先ほどの木組みに戻り作業を再開。 先ほどの木組みは、3種類の勾配が組み合わさる屋根のミニチュアのようです。 斜めに伸びる木が隅木という部分。 隅木に垂木を掛けて屋根の形状を確かめる作業ですね。 屋根のミニチュアが完成ですね。 いろんな勾配の屋根があり、さらに軒の出もバラバラという屋根形状。 大工的にはかなり悩む構造のようですね。 どこを基準に屋根を作るのか、畠山棟梁と私で模型を見ながら確認です。 基準を決めればそこから墨付け作業を進めて行きます。 現場では基礎工事が進んでいます。 基礎の立上り部分のコンクリートが出来上がった現場の様子です。 建物の基礎の大きさが分かるようになりました。 基礎の内部には砕石を入れてコンクリートの下地を作る作業。 そして水道配管の作業も同時に進みます。 基礎内に入れた砕石はこのように振動を与えて締め固めて行きます。 土を戻して叩き、砕石を入れて叩きと何度も繰り返しこの作業を続けて行きます。 土をしっかりと固めてコンクリートの土台をしっかりと作って行きます。 基礎の外側を掘っています。 こちらはエコキュートという給湯器を置くコンクリートの台を作る部分。 このようにしっかりと基礎を作り、重い給湯設備を支えられるように計画しています。 最終的にはこんな風に作業が進みます。 外側には型枠を設置し砕石を入れて鉄筋を並べます。 この段階で塩ビパイプも配管しています。 これは、エコキュートから出てくる排水を流すための管になります。 こうした準備を進めてコンクリートを流します。 基礎内の埋め戻し作業が進みます。 現場ではランマーという作業機械が鳴り響き、締め固め作業が続きます。 しっかり転圧して強い基礎を作って行きます。 転圧作業後には凸凹になった下地の砕石を鳴らして、最後に再度転圧作業を行います。 しっかりと締固め、最終的には見た目もきれいに土間の下地を作ります。 続いては、土間のコンクリート打設へと作業が進んでいます。 盛岡市紅葉が丘のとっても景色のいい高台の住宅地での住宅新築工事となります。 お施主様の思いの詰まったいい建物となりそうです。 計画段階からお施主様との打合せを重ねていよいよ工事が進み始めました。 地元盛岡、岩手の木材をたくさん使い、大工の技術をしっかりと生かした住宅となります。 まずは弊社作業場での大工の墨付け作業と現場での基礎工事が進んで行きます。 少し前には、お施主様による大工仕事の見学もしてもらいました。 家づくりは大工の棟梁が中心に行われているところを見学いただきました。 何より小さなお子さんたちに大工仕事を見てもらい、心のどこかに記憶してもらいたいですね。 そして大工たちは刻みと屋根構造の墨付け作業を進めています。 そんな工事の様子を随時お伝えして行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-12-11 05:27
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||