岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 12月 13日
盛岡市桜台で新築工事が始まりました。
地元の木を使い、大工の技術を生かした小さな建物となります。 構造材だけでなく、外壁や床板などいろんな場所に地元の木をふんだんに取り入れた暮らしやすい住宅を計画しています。 作業開始は現場での基礎工事と弊社作業場での大工の墨付け作業から開始です。 工事の様子を少しずつお伝えして行きます。 大工仕事のスタートは、棟梁の墨付け作業。 まずは図面を見ながら木組みの為の図板作成作業。 棟梁を務める田村大工が作業開始です! 階の図面を元にベニヤ板に線を引き、番付を記載して行きます。 番付は数字の「一二三四五」とひらがなの「いろはにほへと」を記載。 マス目状の番付で柱の位置を決めて行く作業が進んで行きます。 棟梁が墨付けの準備を行っていると木材たちがどんどん入荷。 杉の柱が入荷してきました。 こちらは盛岡市産の杉を使った柱になります。 とってもいい杉の柱がやって来ました。 こちらはヒノキの土台ですね。 今回は珍しく岩手県産のヒノキ材です。 岩手は寒さが厳しくヒノキの成長しにくい地域。 県の南部など一部地域でしか植林されていません。 珍しい地元のヒノキ材を使用できます。 一方現場では基礎工事の作業。 まずは遣り方出しの作業です。 敷地に杭を打ち、杭に高さの印を付けてから貫を打ち付けて行きます。 続いて仮設便所を搬入し固定します。 仮設電気も用意し、基礎工事がスムーズに進むように段取りするのが現場での最初の仕事になります。 駐車スペースの砕石敷きも完了。 基礎工事の準備ができました。 まずは現場で建物の建つ位置を記し、基礎工事の指針を作るのが遣り方出しという作業です。 ここまで進めば基礎工事の準備が万全です。 基礎の掘削作業が始まりました。 ゴロゴロと大きな石が埋まるとても硬い地盤です。 ここ桜台は、かなり地盤が固く、重機で掘削するのも一苦労です。 地域によって地盤は違うモノですね。 根掘りした溝の部分に砕石を入れて行きます。 この砕石が建物の重量を地面に伝える大事な下地となります。 砕石の中でも締固めがしっかりする粉の様な石まで入っている砕石を使用します。 続いては鉄筋を並べて結束して行きます。 基礎形状に合わせて鉄筋を組み、基礎の骨格を形成する作業です。 建物の大きさが最初にイメージできるのがこの作業ですね。 弊社作業場での大工の墨付け作業と現場での基礎工事が始まりました。 弊社の取り組む大工の技術を生かした家づくりでは、大工の棟梁が大事な役割を担います。 大工の棟梁はこの墨付け作業から始まり、刻み、建て方、内装下地、外装下地、仕上作業、造作家具の製作まですべての作業に関わります。 棟梁はオールマイティーな技術と経験が必要になります。 そして次世代の若い大工たちを積極的に棟梁に起用して行きます。 今回も若い田村大工が棟梁を務めます。 どんな建物に仕上がるのか楽しみですね~。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-12-13 04:33
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