岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 01月 11日
盛岡から少し離れた岩泉町で進んでいる住宅新築の現場「岩泉の家」。
「オオツカヨウ建築設計」さんの設計、弊社の施工というタッグで工事が進んで行きます。 地元岩泉町付近で伐採された木材を使用し、弊社の大工が墨付け刻みから行う家づくりです。 冬寒く夏暑い盆地気候の岩泉、そこでも快適に生活できるように大塚さんが設計した住宅です。 設計士さんと弊社大工の家づくりが進められてきました。 住宅本体の大工工事がほぼ仕上がり、大工たちは外部の木工事へと作業を進めて行きます。 そんな作業の様子をご紹介していきます。 袰岩棟梁と弊社作業場で久しぶりの打合せ。 ねずみ色に変色した古い木を木材置き場から出してきました。 長く保管されていた栗の角材。 今回はウッドデッキの大引きに使用する目的で出してきました。 まずは材の曲がり具合を袰岩棟梁とチェックです。 ねずみ色だった栗の角材を一定の寸法に削ってから塗装を行います。 塗料には防虫防腐の効果のある屋外用の塗料を使用。 風雨にさらされるウッドデッキを長く守るための大事な工程ですね。 こちらは玄関周りの格子壁に使用する杉材たちです。 コチラも格子の寸法に合わせて材を削り仕上げて行きます。 ヒノキ材も削って仕上げ塗装を施していきます。 雨の掛かるような場所の柱や格子の下地となる材はヒノキを使用しています。 格子材も塗装して行きます。 いろんな寸法、いろんな樹種の木材が用意され塗装し積み上げられて行きます。 外構作業も大工仕事がとてもたくさんありますね。 どんな仕上がりになるのか楽しみですね。 こちらは塀の壁材に使用する杉板ですね。 外壁に使用した板と同じものです。 製材した時のまま、表面がザラザラのままの板を必要な寸法にカットして準備して行きます。 板も塗装を行っていきます。 防虫防腐の効果のある塗料を塗り、乾燥中です。 たくさんの板を並べての乾燥作業は壮観です。 この板が現場でどんな風に使われるのか楽しみですね。 鈴木大工が細かな部材も塗装中。 格子壁、塀板、ウッドデッキ、物干し場と木で作る外構部分がとてもたくさんです。 いろんな寸法に木を加工し、同じ色で塗装し仕上げて行きます。 栗のデッキ材も入荷してきました。 岩泉の製材所さんで製材と乾燥まで行っていた栗の板。 弊社作業場で一定の寸法に整え、こちらも塗装を行っていきます。 栗の板を加工中の袰岩棟梁。 板の隅の部分を削っていますね。 ウッドデッキを裸足で歩いても引っ掛からないように面を取る作業。 とても細かい作業ですが、大事な作業です。 物干し場の壁材の塗装。 物干し場は細かな格子で仕上げて行きます。 細い木材を削って仕上げ、塗装し乾燥してから現場へと搬入します。 弊社作業場でのこうした準備が大事になりますね。 準備が整い、現地での大工作業が始まりました。 まずは玄関脇の大きなウッドデッキの作業がスタート。 コンクリート製の束石を埋め、その上に栗の大引きを置き、さらにその上にデッキ材を載せて固定します。 最も腐食しやすいウッドデッキの平面部分はすべて栗材で構成しています。 デッキ材が張り進むといい雰囲気になりますね~。 デッキ材は一定の隙間を空けて張って行きます。 作業は袰岩棟梁と立花大工が担当です。 平面のウッドデッキ出来上がるとすぐ脇の塀の施工に取り掛かります。 こちらはヒノキで土台と柱を構成し、杉板を張って行きます。 玄関アプローチとウッドデッキの目線を遮るための塀となります。 粗い仕上の杉板がいい雰囲気を作っています。 建物内部の仕上げがほぼ完了し、大工たちは外構作業へと進んでいます。 外構作業でも地元の木をふんだんに使って仕上げを行います。 外構部分で木を使う際に特に注意する点が腐食対策ですね。 栗、ヒノキ、赤松、唐松、杉を適材適所に配置し防虫防腐の屋外用塗装を使って施工を進めて行きます。 弊社作業場でしっかりと準備し、現地での施工が始まりました。 建物本体だけでなく、外構部分もとてもいい仕上がりになりそうです。 施工の続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-01-11 05:40
| 現場日記~住宅新築~
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