岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 01月 15日
盛岡市本町通りで進行中の住宅新築の現場です。
今回は、マチナカの狭い敷地に住宅と駐車スペースを確保するため、おのずと3階建ての建物となりました。 弊社ではなるべく地域材を使いなおかつ大工の技術を生かした家づくりを目指します。 木造3階建ては、構造計算が要るため通常はプレカットによる工場生産の建物構造を基本にしています。 そこをあえて大工の手刻み、構造材には盛岡市産材を使おうという試みにチャレンジしました。 もちろん建物も個性的な外観と内装を計画。 大工が技術を生かした家づくりを計画しています。 現場では、大工たちによる仕上げの作業が進んでいます。 そんな家づくりの現場をご紹介して行きます。 室内の内装工事も完了し、ここから外回りの仕上げの作業がスタートです。 外部には、塀などの設置は行わず、今回はウッドデッキの製作のみの作業です。 小瀬川棟梁がスコップで穴掘りを開始。 掘る位置はすでに墨出しして決めており、そこを決まった深さに掘って行きます。 束石の位置は大引きに合わせて設置。 少し複雑な感じですね。 ウッドデッキが三角形なので大引きの位置が不規則になります。 束石の上に大引きを載せてウッドデッキの土台が出来上がります。 大引はヒノキの土台を使用し防虫防腐の塗料を塗って仕上げています。 ここまで進むとウッドデッキの形状も見えて来ますね。 大引きの上にはルーフィングという屋根下地に使用する防水シートを載せています。 雨に当たるウッドデッキは腐食しやすいのでヒノキ材を使い、さらに土台となる大引きには防水シートで上面を保護して行きます。 こうする事でウッドデッキの耐久性は飛躍的に高まります。 大引きの上にデッキ材を敷く作業。 先ほどの防水シートを載せた大引きの上にデッキ材を敷き、上からステンレス製のビスで留め付けて行きます。 すべてのデッキ材を敷くとウッドデッキの完成です。 道路境界と敷地形状、駐車スペースを考慮して決まったウッドデッキの形状です。 なかなか面白い形のデッキができました。 雨が降るとこんな風に濡れてきれいですね。 ウッドデッキはすべてヒノキを使用し、防腐対策もしっかりと施して施工しました。 こうした細かな部分まで配慮して施工を進めます。 高所作業車がやって来て作業を行います。 こちらはケーブルテレビさんのテレビ配線の引込作業ですね。 場所的にテレビの電波が入りにくく、有線でのテレビ配線となりました。 ライフライン関連の工事もほぼ完了です。 大工たちが外回りの工事を進めている間に室内でも仕上げの作業。 エアコンの設置作業が進んでいます。 各階、各部屋に寒冷地用の暖房エアコンを設置して行きます。 弊社では初めて取り組む地域材を使った木造3階建て住宅の建物が進行してきました。 今回は、構造設計の設計士、意匠設計の設計士、製材所、大工の棟梁が事前に打合せし何度も構造を変更しながら進めてきました。 たくさんの技術者が協力しないとなかなかうまく進みません。 みんなの協力で無事に進んできた木造3階建ての現場です。 現場では大工の外回りのデッキ作業も完了し、工事が完了しました。 地元で採れた木材が地元の建物を支えるという地域での資源の循環を大事にした家づくりです。 もちろんそこには地元の大工がしっかりと技術を生かして作業を進めて行きます。 いい建物を作るためいい素材、いい職人が力を発揮して作るという仕事を大事にしていきます。 次回は完成写真をご紹介しますね! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-01-15 04:35
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