岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 01月 16日
盛岡市紅葉が丘で進行中の住宅建替え工事の現場です。
既存の古い住宅を解体し、新築するという工事になります。 建築地は盛岡市紅葉が丘の高台にある静かな住宅地。 お施主様はここからの景色がとってもお気に入りです。 どんな建物になるのか今からワクワクですね。 今回も地元の木を使い大工の技術を生かした建物となります。 現地での基礎工事と大工たちの刻みの作業が終わり、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んで行きます。 建物の骨格となる木の構造が立ち上がる様子をご紹介して行きます。 建て方作業の最初の工程が柱立ての作業。 先に施工してあるヒノキの土台の上に杉の柱が立ち始めました。 もちろん地元盛岡の杉材を使用しています。 山の杉林がこうして街中に下りてきて家という杉林に変わる瞬間ですね。 立った杉柱の上には横架材が掛けられて行きます。 横架材には唐松を使用しています。 この唐松も盛岡市産材を使用。 地元の木が地元の建物をしっかりと支えて行きます。 1階部分の建て方作業を進めつつ、次の2階の構造材も搬入です。 材料を置くスペースが少ないので、こうしてトラックを活用し、工程ごとに材料を運び入れつつ建て方作業が進んで行きます。 1階部分の構造材が組み上げられ、間直しという作業に取り掛かりました。 間直しは、柱の垂直、柱の通り、横架材の水平と通りを確認する作業です。 鉄製のパイプのような道具を斜めに取り付けて行きます。 これで土台を桁を引っ張り、微妙に調整して行く事ができます。 柱の傾きを計測する丸山大工。 柱の傾きは、下げ振りという道具を使って計測します。 地球の重力で真っ直ぐ垂直に下がる糸を基準にして柱の垂直を確認して行きます。 別な場所では鈴木大工が計測。 柱に取り付けた下げ振りの柱からの離れがどの程度かを2点で計測し、先ほどの鉄パイプの道具で調整して行きます。 柱の垂直が決まると仮筋交いを打ち付けて通りを固定して行きます。 この作業を繰り返し、通りごとに柱の垂直と通りの真っすぐをチェックして行きます。 だんだん建物の垂直が整い、構造が固定されて行きます。 このようにターンバックルという調整の金具と仮筋交いがしっかりと設置。 構造が固定されました。 ここで桁類をつなぐボルトもしっかりと締めて行きます。 仮筋交いと金物で1階の構造ががっちりと固定されて行きます。 ここまで来ると桁の上を歩いても揺れが無くなり怖くなくなります。 1階の構造が組まれ出来上がってきました。 どっしりと大きな木構造が出来上がってきました。 なんだか大きく見えますね。 足場の高い位置から見た1階の構造です。 井桁状に構造が出来上がり、カッコいいですね。 大工が1本1本墨付けし、刻みを行った木がこうして大きな建物へと変化して行く様子が気持ちいいですね。 1階の構造の上にネダレス合板を敷き、足場を安定させてから2階の建て方作業へと工程を進めます。 井桁状の構造がこのネダレス合板でがっちり固定され、さらに大工たちの作業用の足場としても使う事ができます。 安全に作業でき、建物も強く出来る一石二鳥の優れものですね。 2階の構造の組み上げ作業が進み始めました。 2階でも1階同様柱立ての作業からスタートです。 大工たちの建て方作業が順調に進んで行きます。 盛岡市紅葉が丘のとっても景色のいい高台の住宅地での住宅新築工事となります。 お施主様の思いの詰まったいい建物となりそうです。 計画段階からお施主様との打合せを重ねていよいよ工事が進んで来ました。 地元盛岡、岩手の木材をたくさん使い、大工の技術をしっかりと生かした住宅となります。 弊社作業場での大工たちの墨付と刻みの作業、現場での基礎工事が無事に終了し、いよいよ現地での建て方作業が始まりました。 建て方作業は、大工仕事の中でも最も華のある工程です。 木を組み上げ、掛矢を振るう大工たちがとてもカッコいいですね。 1本1本の軸でもある木材たちが組み合わさり、大きな立体の構造へと劇的に変化して行く工程でもあります。 そんな工事の様子を随時お伝えして行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-01-16 04:35
| 現場日記~住宅新築~
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