岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 05月 15日
盛岡市西仙北で進む住宅の建替え工事の現場です。
こちらの現場は、既存の古い家(軽量鉄骨造)の建物を解体し、地元の木をふんだんに使った木造住宅を新築するという現場。 現地での基礎工事と弊社作業場での大工の刻みが終了し、いよいよ現地での建て方作業が始まりました。 建て方初日も順調に作業が進み、今日は建て方2日目の様子をご紹介します。 地元岩手県産、盛岡市産の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくりが次の段階へと進んでいきます。 建て方2日目の現場です。 朝は少し曇り気味のお天気ですが、雨は降らず一安心。 昨日組み上がったの1階部分の構造の上に2階の構造を組む作業が進みます。 2階は1階より少し面積が小さくなります。 まずは居室となる部分の構造が組み上がってきました。 構造材はもちろん岩手県産木材、盛岡市産木材を使用しています。 組み上がった構造材に金物を取り付け、仮筋交いを設置して固定していきます。 まずは建物を動かない様に固定し次の工程、間直しへと作業を進めて行きます。 間直しの作業は柱を垂直に直したり、桁梁の通りをまっすぐに直したりという作業。 建物をしっかりと真っ直ぐに矯正するという工程です。 間直しには写真のような鉄製の器具を使います。 ネジの力で微妙に梁同士を引き寄せ調整作業を行います。 2階の間直し作業が終わると屋根下地へと工程が進みます。 クレーンで吊り上げるのは母屋という屋根下地材。 一気に荷揚げし、屋根下地を組んでいきます。 屋根の下地が組み上げってきました。 午後に入ると現場は快晴に。 作業もはかどりますね。 母屋を設置し、母屋の上に垂木を載せて行きます。 高い位置での作業、大工は高所恐怖症では務まりませんね。 こうした屋根下地の材料も地元岩手県産唐松材を使っています。 地元の木が建物をしっかりと支える構造となります。 垂木が掛かると家の形がだいぶ見えてきます。 写真多く側に向かって片流れの大屋根が出来てきました。 垂木が掛かり、続いては垂木上に野地板を敷く作業。 水下側から野地板を張る作業が進んでいきます。 野地板も唐松材を使用しています。 この後何十年も屋根を支える野地板はやはり無垢の唐松が一番ですね。 野地板を張り、ブルーシートで養生まで行って建て方2日目の作業が終わりです。 天候も安定し、無事に建て方の2日間が終わりました。 屋根下地まで出来たので一安心です。 無事に建て方2日目の作業が終了です。 1階、2階、屋根と無事に構造材が組み上がってきました。 まずは順調な建て方作業となり一安心です。 現地での家づくりの大きな一歩が踏み出されました。 近隣の山から切り出してきた木材たちがこうして構造材となってこれから何十年と建物を支えて行きます。 地元の建物にはやはり地元で採れた木材が一番だと思います。 全国屈指の木材産出県でもある岩手。 樹種も豊富で柱には杉、桁は梁には赤松と唐松、土台にはヒノキや栗、床板には各種広葉樹や針葉樹。 ほぼすべて県産材で揃えられるのも岩手県の特徴です。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んでいきます。
by iwaizawa
| 2019-05-15 04:30
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