岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 05月 18日
弊社事務所近くの仁王小学校の近くにある四ツ家地蔵さん。
町内会の方からの連絡で屋根を支えている柱が傾いているとの事。 現場に伺って調査し、修理を行うことになりました。 四ツ家地蔵さんにやって来ました。 良く通る道なのですが、こうしてよ~く見るのは本当に久しぶりです。 お地蔵さんに屋根が掛かっている昔からの造りですね。 屋根を支える柱の不具合との事ですが・・・・。 少し離れてみると屋根が右側に傾いているのが分かります。 支えている柱に何かしらの不具合があるようですね。 近くで柱を確認すると・・・。 木製の柱が地面に差さっているだけの構造ですね。 この柱の端部が腐食したか、地盤が緩み柱が地中にめり込んだか・・・。 たぶん前者ですね。 状況を確認し、修理の準備を進めます。 修理に向けてまずは弊社の小さい方のミニユンボを連れて来ます。 修理する柱のすぐ脇にある石灯篭を移動しないと修理が出来ません。 門の間をミニユンボがギリギリ通り作業開始です。 左右の石灯篭を移動。 真ん中を通る石畳みの上に置きました。 まずはひと工程が完了です。 石灯篭をどかすと下の状況が見えて来ました。 やはり屋根を支える柱は土にめり込んでいるだけのようです。 長い年月で土に入った柱の端部が腐食しているように見えますね。 腐食した柱を直すための準備が始まりました。 まずは、柱の上部にある化粧梁に仮柱を立ててジャッキアップします。 柱が地面から少し出る所まで梁を上げて行きます。 続いて柱の角度を調整するために地蔵さんと柱に仮柱を設置し、少し前側に柱を移動します。 柱の角度も長い年月の間に変化しています。 今回は柱の長さと角度を調整し屋根の形をなるべく元に戻す作業を行います。 柱の位置が決まったら、柱の端部の修理に取り掛かります。 柱の埋まっていた部分には、腐食した柱のクズが詰まっています。 掘り出すと結構な量ですね。 完全に土のような状態になっていました。 今回はここまでご紹介。 調査依頼を受け現場調査→原因を予測→施工の準備・計画→修繕工事の開始→状況によって施工内容を変更→竣工という流れで作業を進めて行きます。 まずは調査から原因を予測して施工を開始しました。 今回の担当はベテラン袰岩大工です。 こうした修繕は何度も経験があり、今回も状況を見てすぐに準備を行っていました。 次回は、腐食した柱の修繕作業の様子をご紹介して行きます。 そんな少し変わったリフォーム現場のご紹介でした。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-05-18 04:14
| 現場日記~リフォーム~
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