岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 07月 03日
矢巾町で進行中の小さな家の新築工事。
今回の建築地は、田園地帯のど真ん中。 建物からの景色のとてもいい場所での建築となります。 建物は小さいけれどとっても個性的な建物になりそうです。 現場での基礎工事と弊社作業場での大工たちの刻みが終わり、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んで来ました。 そんな現場作業の様子を御紹介して行きます。 建て方作業が始まった現場。 少し離れた田んぼの中から撮影。 気持ちのいい青空の中、田園地帯の真ん中で建て方作業が進んでいます。 この日はとても澄んだ青空。 空気が澄んでいて遠くの山々もくっきりと見えていますね。 田植え直後の稲の奥に見える山は紫波三山。 気持ちのいい天気のなか、大工仕事が進みます。 現場での仕事は1階部分の構造の組み上げ作業。 地元の木材を使った構造部分が組み上がり始めています。 ヒノキ、杉、唐松を使った構造が組み上がり、1階部分が見えて来ました。 小さな建物ですが、構造はしっかりしていますね。 手前の梁や桁の無い空間は吹抜けになります。 建物の空間をフルに使った面白い建物になります。 大工たちは、間直し作業の準備です。 組み上がった構造材の土台と桁に斜めのブレースを取り付けます。 このブレースは、ターンバックルが付いていて、まわすと伸び縮みする機能があります。 この機能を使って構造を引っ張り、柱を垂直に直す作業を行います。 堀口棟梁が覗き込むのは下げ振りという道具。 先の尖った分銅が釣り下がった水準器ですね。 これで柱の角度を確認しながら間直し作業を進めます。 坂本大工がターンバックルをまわします。 下げ振りを見る堀口棟梁の指示で構造材を引っ張りながら構造の垂直や水平、桁の通りを調整していきます。 調整が完了するとそれ以上動かない様に固定する作業へと進みます。 調整が終わると仮筋交いを打ち付けて構造を固定。 ガッチリと動かない様に厚い仮筋交いを使います。 これで間直しの作業が完了です。 構造の上に乗ってみると固定された感じが分かります。 前々揺れませんね。 間直しが終わった1階部分の構造の上にネダレス合板を敷くと1階部分の構造が完成です。 続いて2階部分の構造の組み上げ作業へと工程が進んでいきます。 矢巾の周辺の環境がとてもいい田園地帯の真ん中で新築工事が進んでいます。 今回のような農地での建築には、いろんな手続きが伴います。 建物を建てる前にまずはその手続きに1年程度は時間が掛かります。 その手続きを経てようやく着工となりました。 基礎工事と大工たちの刻みの作業を経て、いよいよ現地での建て方作業が始まりました! 地元岩手の木材を使い大工の技術を生かした家づくりが現地で進むことになります。 木材は適材適所、いろんな樹種を使い分けて建物を構成していきます。 そんな木の家づくりが一番わかるのがこの建て方作業ですね。 大工仕事の中でも最も華のある大工が輝く作業でもあります。 生き生きした大工たちの仕事ぶりをご紹介して行きます。 次回も建て方作業の続きをアップしていきます。 お楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-07-03 05:04
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