岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 08月 27日
矢巾町で進行中の小さな家の新築工事。
今回の建築地は、田園地帯のど真ん中。 建物からの景色のとてもいい場所での建築となります。 建物は小さいけれどとっても個性的な建物になりそうです。 現場では下地の作業が進み、少しずつ仕上げの作業も始まりました。 そんな現場作業の様子を紹介して行きます。 吹抜け空間の天井が仕上がりました。 天井に張っているのは、杉の板材です。 少し幅の狭い杉板を長手方向に張り、空間に奥行きが出るように施工しています。 続いて壁のボード張りの作業も始まりました。 吹抜け空間は足場を良くしての作業が必要な為、天井を仕上げすぐに壁の下地作業と工程が先行します。 だんだん壁の下地が出来上がって来ると部屋の雰囲気が分かるようになって来ます。 小さな住宅ですが、この吹抜け空間が気持ち良く部屋を繋いでくれます。 1階の水回りスペースは天井下地まで出来ています。 進み具合が遅い気もしますが、1階ではこの段階で水道配管や電気配線をしっかりと施工する必要があります。 まずは吹抜け空間が先行して下地が進んでいます。 ユニットバスも組み上がりました。 パーツをバラバラにして運び込み、現地で組み上げるので狭い室内でも組立が可能です。 断熱性能もしっかりしていて冬にも安心なお風呂です。 1階のキッチンでは床板張りの作業も始まりました。 岩手県産ナラの床板を使っています。 1枚1枚小さな床板を手作業で張っていきます。 ここにも地元の木材が使われています。 屋外では外壁張りの作業が始まりました。 作業場で加工と塗装を行った杉板を使用します。 必要な長さに板を切断し、張る作業が進み始めました。 これまで防水透湿シート貼りだった建物の外観。 少しずつ杉板が張られて行きます。 建物の外観は劇的に変わっていきますね。 外壁を近くで見るとこんな仕上がりです。 今回の外壁は杉板を表裏両面仕上げてから塗装しています。 色も少し薄めを選択、板の仕上がりと色合いで少し落ち着いた雰囲気の外観に仕上げて行きます。 外壁の杉板が張り進むとこんな感じの仕上がりです。 とってもいい雰囲気です。 周辺環境が緑で一杯なので、うまくなじんで建物の存在感が出て行くと思います。 吹き抜けに面した書斎スペースの窓。 外には田んぼの緑がいい感じに見えていますね。 建物の外観もこの田んぼに合うように、そして室内からもこの田んぼがきれいに見える様に窓を配置しています。 真夏の田んぼはこんなに緑色。 暑い夏ですが稲穂は順調に大きくなっていきます。 この田んぼの広がる風景の中に小さな木の外壁の建物がぽつんと建っていきます。 いよいよ外観も完成形が見えて来ました。 竣工に向けて内部外部とも仕上げの作業が進む現場の様子です。 矢巾の周辺の環境がとてもいい田園地帯の真ん中で新築工事が進んでいます。 今回のような農地での建築には、いろんな手続きが伴います。 建物を建てる前にまずはその手続きに1年程度は時間が掛かります。 その手続きを終えて現場での建築工事がどんどん進んでいます。 いよいよ仕上げの作業も始まり、一気に完成形も見えて来ました。 建物構造から完成後の仕上がりまで地元の木材をふんだんに使った建物が出来上がって行きます。 そして大工たちは、木に係る「墨付・刻み・建て方」だけでなくこうした下地の作業、仕上げの工程もしっかりとこなす事が出来ます。 仕上げの作業や造作家具の設置などいろんな作業を行えるオールマイティーな技術者でもありますね。 そんな大工たちの作業が進む現場の様子をお伝えしました。
by iwaizawa
| 2019-08-27 05:09
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