岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 10月 11日
盛岡市中央通りの居酒屋「茶の間」様の店舗建替え工事が進行中。
中央通りと言うと分かりにくいのですが、映画館通りのローソンの裏手と言ったあたりですね。 創業は昭和初期という歴史のあるお店です。 今回は、かなり古くなった既存のお店を解体し、新しいお店を新築するという仕事になります。 道路は狭く、車の通りは多く、敷地はギリギリという施工者泣かせの立地条件ですが、大工と一緒に頑張って施工を進めて行きたいと思います。 建物の設計は「和見設計舎 中村孝幸建築士」です。 経験豊富なベテラン建築家と弊社のベテラン棟梁がタッグを組んでの仕事になります。 現場での大工工事がバンバン進んでいます。 そんな工事の様子を少しずつご紹介して行きます。 外壁張り作業がほぼ完了し、足場を覆っていた養生用のシートが外されました。 いよいよ足場の解体も近くなっています。 足場のあるうちに行う作業も一気に進めて行きます。 足場解体の日。 映画館通りからつながる前面道路は通行止め。 足場の撤去作業が始まりました。 こうして工事期間中は何度も通行止めが行われて作業が進んでいきます。 ちなみに通行止めの申請は大変です・・・・。 足場が外れました。 1階ファサード部分を除き、ほぼ完成形です! 工事もかなり進んだ感じに見えて来ました。 室内では左官職人さんが塗り壁施工の準備を開始。 左官道具が現場にやって来ました。 吹抜けの大きな壁面に塗り壁を施工します。 バケツに入っている塗り壁材。 岩手県花巻市でとった粘土を使って塗り壁材を用意してもらいました。 色はかなり黄土色ですね。 もう一種類の塗り壁材は赤い色。 どちらも本物の土を使って作る塗り壁材です。 私も本物の土を使った塗り壁の施工は始めて見ます。 どんな壁が出来るのか今から楽しみです。 塗り壁の施工が始まりました。 左官職人さんは、岩泉町出身の小松圭太郎さんです。 大きな吹き抜けの壁面に白い石膏で何かを形作っていきます。 かなり立体的なモノが出来てきました。 石膏で作ったモノのまわりを先ほど紹介した黄土色の塗り壁材で下塗りを行います。 石膏で形作った部分が浮き上がってきます。 なんか見たことがある形のような気が・・・・。 黄土色の塗り壁材の上から赤い塗り壁材を上塗りしていきます。 左官職人の小松さんの手際の良さがすごいですね。 本物の土を使う塗り壁は、一回の施工で塗る範囲も限られてくるのでスピードも大事なそうです。 塗りたての塗り壁の表面はこんな感じです。 しっとり濡れた土壁が作業灯の明かりで少しだけきらめいていますね。 きめが細かくとてもきれいな仕上がりです。 この段階で私はこの塗り壁が何なのか理解できました。 岩手山ですね! しかも雫石町から見た岩手山。 私がいつも登山する御見坂登山道の尾根もしっかり分かります。 白い石膏で形作った岩手山部分にも塗り壁材を塗って仕上げて行きます。 左官職人さんの技術が生きる塗り壁の施工が進んでいきます。 ほぼ仕上がった岩手山の塗り壁。 吹抜けに面した一番大きな壁面は、岩手山が鎮座する事になりました。 岩手の土で形成された岩手山、いいですね~。 塗り壁の施工と共に大工たちの造作材の施工もどんどん進んでいます。 メインの階段では、段板の設置作業が進んでいます。 袰岩棟梁と中津大工が施工を進めています。 赤松の三角の段板を柱の取り付ける作業です。 カウンター席のカウンター設置も進んでいます。 こちらは岩手県産の大きなセンのカウンターを設置。 鈴木大工がカウンターのまわり部分の施工を進めています。 弊社作業場ではファサード部分に使用する杉板の準備が進んでいます。 杉板を、下見板に加工し塗装までを作業場で行います。 立て掛けて乾燥させてから現場へと運びます。 こちらでは栗材の木取りが行われていました。 この栗材は、入り口の建具を製作するための框材です。 土台用の栗材から木取りし、建具に使用できるいい部分を取り出しているところですね。 木を見る目も大工の技術の一つですね。 外部の作業はファサードの仕上げと搬入口周りを残すだけとなりました。 ほぼ完成形が見えてきた外観の現況です。 建て方作業から下地の作業、そして仕上げの工程も始まった現場の様子です。 袰岩棟梁が中心となり進めてきた構造の組み上げ、室内の下地が進み建物の雰囲気もだいぶ見えて来ました。 弊社の家づくり、この棟梁がすべての作業の中心となり進むことになります。 そして建物の構造材から仕上げの木材まで岩手県木材をふんだんに使い、大工の技術をしっかり生かした建物なります。 仕上の工程も始まり、弊社のベテラン大工たちは造作材の加工作業も進めています。 室内では左官職人のダイナミックな壁の仕上げ、本物の木を使ったカウンターと階段の施工も進んでいます。 ここから現場は日ごとに違う表情を見せつつ完成に向けて一気に完成に向かいます。 そんな大工たち職人の仕事ぶりを中心にご紹介して行きます。 昭和初期からある居酒屋の建替え工事が進行中です。 工事の様子を少しずつお伝えしていきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-10-11 05:08
| 現場日記~店舗~
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