岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 11月 14日
花巻市で進む住宅新築の現場です。
お施主様のこだわりがたくさん詰まった家づくりを地元の木で作るというコンセプトです。 現場では、下地の作業から外壁張り、そして少しずつ造作家具の製作と順調に進んでいます。 新築住宅ではありながら、懐かしい雰囲気も作り出す要素を盛り込んでの新築工事。 少しずつですが、そんな仕上げの雰囲気も見え始めました。 日に日に変化する現場の様子と弊社作業場での大工たちの仕事ぶりをご紹介して行きます。 外壁張りの作業が終盤を迎えました。 南面は、フラットサイディングを張り終え、一部は杉板の下見板張りの仕上がりが見えて来ました。 この後は、サイディングへの吹付塗装を行って行く事になります。 どんな色に仕上がるのかも楽しみです。 玄関のある東面も外壁張りが完了です。 フラットサイディングと下見板張り、そして玄関ドアの周りはSOLIDという新しい素材を使用しました。 石目調の外壁材ですが、ムラがありどこか古っぽさもある外壁材です。 いい雰囲気に仕上がってきました。 大工たちは室内の戻り、床や壁などの下地の作業を再開です。 室内側でも少しずつですが仕上げの関わる作業も始まります。 2階では床板張りの作業が始まっています。 こちらは、岩手県産唐松の床板を使用しています。 無垢の床板を1枚1枚張り合わせて床が出来て行きます。 1階では階段の設置作業も始まりました。 まずはササラ桁の下地の取付作業ですね。 ノコの刃の様な形のササラ桁を取り付け、その上に段板を載せるという工程で階段が出来上がって行きます。 階段設置がほぼ完了です。 一番下の段がまだ未完成ですね。 ここは、ルンバの格納庫になる予定。 建具に仕掛けを行う為、もう少しこのままです。 弊社作業場では、下舘大工が造作材の加工作業を進めています。 台の上に載せているのは、古い南部曲り家の屋根に使われていた細い丸太。 合掌造りの屋根に垂木として使われていました。 そのためススで真っ黒、さらにクネクネ曲がっていますね。 何に使うのかな? その細い丸太を丸ノコで半分に切断中です。 クネクネ曲がる丸太は、半分に切断するのも大変な作業です。 下舘大工、いろんな段取りを行い何とか作業を進めていました。 大工としての経験がものを言いますね。 続いて木材置き場から持て来たのがコチラです。 エンジュの床柱とケヤキの床板ですね。 古い家屋から取り出したこちらの古材たちは、これから加工し新たに床縁と床板に使われます。 本物の木はこうして何度も再利用が可能です。 こちらはLDKに設置する収納棚の本体ですね。 カウンター下には引き出しが並び、下部は戸棚として製作が進みます。 弊社ではこうした作り付けの家具も大工たちが作って行きます。 続いて出てきた素材はコチラです。 コチラも古民家で使われていた床板です。 解体時に丁寧に取外しとってありました。 その床板が何に使われるのかな? 剥ぎ合わせて大きな1枚のカウンター材に変化しました。 先ほど製作を進めていたLDKの収納棚のカウンターとして使用します。 古材で仕上げる造作家具、どんな仕上がりになって行くのか楽しみですね。 下舘大工が古材で四角い板を作り、カンナ掛けの作業を行っていますね。 隣で見守る袰岩大工も興味ありげに見守ります。 何が出来るのかな? 同じ大きなの古材の板がいっぱい並んでいます。 これらは先ほどの収納棚の扉ですね。 カウンターの天板も古材で作り、扉や引き出しも同じ古材で仕上げて行きます。 どんな家具が出来上がるのか今から楽しみですね。 下舘大工は扉の古材にノミで穴を空けて戸車を埋め込んでいきます。 こうした細かな造作家具の製作から建物の構造材の加工まで大工たちはオールマイティーな仕事をこなす事が出来ます。 経験はもちろん、いろんな道具を駆使して大工仕事を進めて行きます。 戸車を設置していた古材の扉は、吊戸棚に使われます。 こうして大きさを合わせて微調整を行い古材を使った造作家具が出来上がって行きます。 現場での仕上げ作業とこの造作家具がどんな風にマッチするのかはお楽しみです。 地元岩手県産木材を使い、大工の技術をしっかりと生かした家づくりが進行中。 現場では外壁張りの作業が終わり、塗装待ちの状態です。 続いては室内での下地作業の続きと少しずつ仕上げの作業も進み始めました。 建物の雰囲気も少しずつ完成に向けて出来て行きます。 地元の木を使い、大工の技術を生かした家づくりが進んでいきます。 そして弊社作業場では古材を使った造作家具の製作も始まりました。 今回の建物、内装にもとてもこだわり、アンティークな要素も盛り込んでいきます。 古い素材、モノトーンの色合いなど仕上がりが楽しみな部分がたくさんあります。 作業の様子を少しずつご紹介して行きますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-11-14 04:29
| 現場日記~住宅新築~
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