岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2019年 12月 12日
滝沢市穴口で進む住宅新築の現場です。
岩手県産木材を使い、大工の技術を生かした家づくりです。 外観、内装、共にお施主様のこだわりを生かして計画が進んでいきます。 小さな建物ながらとっても素敵なお家に仕上がると思います。 これまで弊社作業場での大工の墨付・刻みの作業と現地での基礎工事が同時に進んで来ました。 現地では建て方作業が進み、建物の骨組みが見事に組み上がって行きます! 1本1本の構造材でもある木材たちが組み合わさって家という大きな立体を構成して行くダイナミックな工程です。 大工仕事の中でも一番華のある工程うでもありますね。 それでは施工の様子をご紹介して行きます。 建て方作業が進み、2階部分の構造まで組み上がりました。 大工たちが刻んだ構造材あっちが見事に建物として建ち上がって行く工程です。 天気も良く、順調に建て方作業が進んでいきます。 母屋を掛け、垂木を掛けて行きます。 母屋と垂木は屋根を構成する構造材。 強度が高く耐久性もある唐松材を使用しています。 母屋が掛かり建物の形が見えて来ました。 見えている木材のほとんどすべて、地元岩手県産の木材たちです。 地元の木が建物の骨組みをしっかりと構成しています。 屋根上では、野地板張りの作業。 野地板にも唐松材を使用しています。 12mmほどに薄くスライスした唐松の板が屋根面を作っています。 薄い板材ですが、無垢の唐松の板は耐久性抜群です。 長い年月屋根を支えてくれます。 野地板が張られ、その屋根の外周部に破風板を取り付ける作業。 破風板は、その字の通り風から屋根が飛ばされないように守る役目を果たします。 屋根面の外周に杉の厚い板材を取り付けて行きます。 上屋根の設置が完了すると玄関上の下屋根の施工に移ります。 下屋根の施工に先立ち、接合部の外壁面に構造用合板を取り付けます。 建物強度を高める為に屋根の接合部も耐力壁として計算するための施工です。 続いて下屋根の施工に取り掛かります。 上屋根と同様に母屋を掛け、垂木を流すという工程が進んでいきます。 下屋根は上屋根とは違い、少し急こう配の屋根になります。 見ている角度的に畠山大工が落ちそうに見えますね。 玄関上の下屋根が出来上がり建物の全体像が見えて来ました。 建物外周部の間柱ても進み、木の構造で向こう側が見えないほどになりました。 たくさんの木材が建物を構成していることが分かりますね。 この木組みが見える状態がとても好きです。 建物全体の外周部に構造用合板を張る作業が進みます。 建物の構造を高め、断熱性能をしっかりと確保するための施工が進みます。 外側から木の構造が見えなくなり少し残念ですね。 すぐに防水透湿シートが張られて建物が白くなります。 このままの状態でしばらくは室内側の下地の作業が進む事になります。 ここまで進むと雨の影響も受けずに作業が進むようになります。 室内では、構造金物の取付作業が行われます。 木の構造にプラスして金物を設置する事で耐震性を高め、大きな地震でも倒壊しない強度を確保します。 1階の床には、断熱材を入れる作業が始まりました。 高性能の断熱ボードを大引きの間にはめ込みます。 隙間なく設置されると室内の音が響かなくなります。 断熱性吸音性が高い事がわかります。 床下を見るとこんな感じに断熱材が入っています。 隙間なく断熱材が充填されているのが分かりますね。 床下環境は、土間コンクリートで湿気の少ないドライな環境に保たれて行きます。 建物の耐久性を高める大事な要素ですね。 断熱材の上からネダレス合板を敷いていきます。 これで1階部分の床下地が出来上がります。 このネダレス合板がそのまま作業床として使用され、脚立などを安全に使用できこの後の作業を進めやすくします。 大工たちの安全を確保しながら工事を進めて行く事になります。 室内の間仕切り壁の間柱立ての作業が始まりました。 これまで建物外周部の施工が中心に進んで来ましたが、ここからは室内での下地作業となっていきます。 外周部が完全に囲われて暗い状態の中下地作業が進んでいきます。 壁下地の間柱設置が終わると断熱材の施工が始まります。 高性能のグラスウール断熱材を壁の柱間にはめ込んでいきます。 隙間なく充填し断熱性能を確保しながら作業が進んでいきます。 断熱材を入れた後は、横方向に胴縁を取り付けて行きます。 胴縁は、断熱材がずれるのを防ぎ、壁のボードを固定するための下地も伴います。 縦横の下地が出来上がり、壁の下地作業が進んでいきます。 敷地の土留め擁壁の設置・地盤改良工事・基礎工事・大工の墨付け刻みと進んで来た作業。 そしていよいよ現地での建て方作業が進んで来ました! これまで何もなかった土地に立体の建物が建ち上がる工程が始まり、一気に建物の形が見えて来ました。 現場では、大工たちの掛け声が響き、木槌を叩く音が気持ちよく広がり、そして木の匂いも漂ってきます。 地域の山で育った木々が多くの職人の手を経て人が住む家を構成していきます。 そんな昔ながらの地元の木を使った家づくりが進む現場の様子をご紹介してきました。 建て方作業が無事に完了し、次は大工たちの下地の作業が進んでいきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2019-12-12 04:34
| 現場日記~住宅新築~
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