岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2020年 04月 18日
矢巾町で進む農家の納屋の新築工事。
農機具を格納したり、農作業を行ったり、農業資材の格納、野菜や果物の保管など多目的な建物の納屋。 細かな間仕切りではなく、簡易な仕切りで区切り大きな空間を必要とする建物です。 そんな納屋の新築工事が始まりました。 もちろん使う木材は岩手県産材、大工の技術を生かした建物として作る計画です。 それでは作業の様子をご紹介していきます。 弊社作業場では、大工の刻みの作業が進んでいます。 岩手県産の杉や唐松の構造材が並び、大工が加工する工程ですね。 農家の小屋という位置づけですが、住宅並みの構造材の量です・・・・。 棟梁を務める丸山大工が刻みの作業を進めています。 他の大工たちが忙しく、ほぼ一人で刻みを進めていきます。 木に囲まれての作業ですね。 刻みと同時に木の塗装作業も始まりました。 こちらは屋根下地の野地板。 今回の建物は、構造がそのまま見える部分も多く、先行して木材を塗装してから現地での建て方に臨みます。 刻みを終えた構造材も塗装を行います。 こちらは屋根下地の母屋材ですね。 塗料は、防虫防腐の成分を含む木材専用のモノを使います。 こちらは鋼製梁の中に入る束材。 唐松材を使っていますね。 木の見える部分はほんの少しなので一部分を塗装しています。 構造材と野地板の塗装が完了です。 しっかりと乾燥させてから積み上げ、結束バンドでくくって搬出の準備を進めていきます。 丸山棟梁は構造材の刻みを終えて次の工程へ。 外壁材に使用する杉板の加工作業です。 幅の広い杉の板材を削って外壁の板に仕上げていきます。 加工を終えた杉板はすぐに塗装作業を行います。 杉板は外から見える部分を粗いまま仕上げ、塗料をたっぷりと吸い込ませながら塗装していきます。 杉板はもちろん岩手県産の杉材です。 塗装した杉板はこんな感じで乾燥の工程へ。 表も裏もしっかりと塗装し乾燥させてから現場へと搬入します。 地元の木材は建物構造だけでなく、建物の外周部にも使われていきます。 どんな建物に仕上がるのか楽しみです。 外壁用の杉板も乾燥が終わると積み上げて結束バンドで固定します。 こうして建て方が進むとトラックに積み込んで現場へと運ぶことになります。 現地では基礎工事が進んでいます。 型枠を組んだところにコンクリートを流し込む作業が始まりました。 コンクリートポンプ車とミキサー車がやって来て、コンクリートの打設作業が行われています。 ドロドロに練ったコンクリートは、鋼製の型枠の中に入れていきます。 太いホースの中からコンクリートが流れ出ていきます。 同時にコンクリートには振動を与えて空気を抜く作業を行っています。 型枠の上一杯までコンクリートが入りました。 表面を平らに均しながら、アンカーボルトを差し込んでいきます。 コンクリートが固まると型枠を外します。 そして基礎内部に一定の高さまで土を戻していきます。 続いて砕石を入れて転圧作業。 コンクリートの大きな土間を作るための下地を作って行きます。 ランマーという機械で圧力を掛けて叩き、さらにプレートという機械で振動を加えて締め固めていきます。 土間のコンクリートの打設作業。 先ほど作った砕石の下地の上にコンクリートを流し込みました。 コンクリートの表面はきれいに均して仕上げていきます。 コンクリートが乾燥すると基礎が完成となります。 後は大工の刻みが終わるのを待つという事になります。 矢巾での農家の納屋の新築工事が進んでいます。 まずは現地での基礎工事と弊社作業場での大工の墨付・刻みの作業が進んで行きます。 もちろん使う木材は岩手県産材、大工の技術を生かした建物となります。 農家の納屋という事で柱の少ない大開口もあり、長さ8m以上の鉄骨も組み合わせた構造になります。 どんな建物が出来ていくのかとっても楽しみです。 現地での基礎工事と大工の刻みがほぼ終わり、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んで行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2020-04-18 04:39
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