岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2020年 05月 15日
矢巾町で進む農家の納屋の新築工事。
農機具を格納したり、農作業を行ったり、農業資材の格納、野菜や果物の保管など多目的な建物の納屋。 細かな間仕切りではなく、簡易な仕切りで区切り大きな空間を必要とする建物です。 そんな納屋の新築工事が始まりました。 もちろん使う木材は岩手県産材、大工の技術を生かした建物として作る計画です。 基礎工事と大工の刻みが完了し、いよいよ現場での建て方作業が始まります。 それでは現場での作業の様子をご紹介していきます。 現場での建て方作業の初日は、建物の構造部分の組み上げ作業でした。 大開口を支える鋼製梁の設置も完了し、平屋の納屋の構造が出来上がってきました。 建て方2日目は、屋根の下地作業が進みます。 建て方初日に立ち上がった平屋の構造部分に短い柱のような木材がにょきにょきと立ち上がります。 母屋を支える束という部分です。 束の上には母屋という屋根を支える構造材が並びます。 母屋は、屋根形状に合わせて微妙な高さの違いで並んでいきます。 屋根の形を決める大事な下地が母屋という事になります。 母屋の上に垂木が載ります。 垂木は、屋根材を直接支える下地材。 母屋と垂木には岩手県産の唐松を使用しています。 斜め上方に伸びていく垂木が良い感じですね。 いよいよ屋根の形も見えてきました。 春の快晴の天気の中、屋根の下地作業が順調に進んできます。 建物側面から見た写真です。 屋根の勾配が分かりますね。 今回の建物は屋根勾配は緩く、建物後方の空き地に向けています。 冬季の雪対策は北国では大事な建物の要素になりますね。 垂木の上に並べる野地板を荷揚げ作業する様子。 建て方時に使用している弊社のクレーン付きトラックで荷揚げ作業です。 2.9t吊りのクレーンは、かなりの量の木材を一気に荷揚げできます。 木材を運ぶだけではなく、こうした荷揚げや荷下ろしが出来る優れものです。 野地板の荷揚げまで終えた現場を遠くから撮影しました。 手前の麦畑の緑と建物を構成する木の色がいいコントラストになりました。 農家の納屋の雰囲気が出てきましたね。 翌日は野地板敷きの作業が進みました。 昨日施工した垂木の上に野地板を並べて、釘で留め付ける作業です。 これで面としての屋根が出来上がります。 すぐにルーフィングという防水紙を張ります。 これで多少の雨でも雨漏りすることなく、現場作業が進められるところまで来ました。 案の定、ルーフィングを敷くと雨模様になりました・・・。 屋根の下、建物内部では大工の下地作業が始まります。 まずは、建物を支える耐力壁の施工です。 筋交いという木を設置し、端部に金物を取り付けて行きます。 桁上の屋根との間の隙間では、水平方向の耐力を確保するためのブレースの取り付けも行います。 大開口の空間を支えるために、こうした耐力壁やブレースは大事な要素となります。 しっかりと施工し、建物の強度を確保しつつ大工作業が進められていきます。 屋根下地が完成した建物外観です。 建物正面は間口おおよそ8mの大開口部が見事ですね。 その他の建物構造は、岩手県産の木材たちという構成です。 建物の構造が出来上がると、建物外周を覆う外壁の設置作業が始まります。 外壁にも地元岩手県産の木材を使います。 塗装した杉板を縦張りに張る作業が進み始めました。 畑の真ん中の敷地で進む、納屋の新築現場です。 周辺環境にも程よくなじむような外観を目指して大工の作業が進んで行きます。 矢巾での農家の納屋の新築工事が進んでいます。 現地での基礎工事と弊社作業場での大工の墨付・刻みの作業が完了し、いよいよ建て方作業へと工程が進んできました。 もちろん使う木材は岩手県産材、大工の技術を生かした建物となります。 農家の納屋という事で柱の少ない大開口もあり、長さ8m以上の鉄骨も組み合わせた構造になります。 その構造も無事に組み上がり、屋根下地も出来上がってきました。 この後は、杉板を使った外壁張りの工程へと進んで行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2020-05-15 05:05
| 現場日記~小屋~
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