岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2020年 12月 01日
盛岡市前九年で着工の住宅新築のプロジェクト「house-Y」。
建設する場所は、閑静な住宅街の中にある、多角形な敷地に住宅を新築していきます。 squareに近い住宅を配置し、そこにできる変形な空地は庭やガレージに利用する計画です。 設計は、オオツカヨウ建築設計様。 今回も弊社の大工たちと大塚設計士がタッグを組んでの家づくりが進んで行きます。 高い断熱性能と高いデザイン性を両立した住宅づくりの現場を順を追ってご紹介しています。 弊社作業場では、建物を支える構造材の刻みの作業が進んでいます。 畠山棟梁が先に立ち、木材を加工する作業です。 写真は、唐松の梁材を刻む棟梁です。 ノミと木槌を使って、仕口を作る作業が進んでいます。 この日は作業場にお客様がやって来ました。 「house-Y」のお施主様が大工たちの刻みの様子を見学にいらっしゃいました。 お子さんも一緒に大工の木の加工を見学ですね。 弊社では、なるべくこうしたお施主様に大工の仕事を見学してもらっています。 木の特性をご紹介。 土台に使うヒノキの匂いを体験です。 ヒノキの強い香りの成分が防蟻・防腐の成分、実際に嗅いでもらうとその強い香りが感じられますね。 適材適所に地元の木を使う説明をさせていただきました。 鈴木大工の刻みの様子を見学。 現代は、小さな子供がこうした大工の仕事を見る機会が少なくなっています。 自分の住む街の周りにある森、その森に生えている木を加工し家が建つという事を理解してもらいたいですね。 この日は大塚設計士も一緒に見学にいらっしゃいました。 畠山棟梁に刻む構造材の位置を聞きながら、この刻んだ梁が建物のここに取り付けられて家を支えるという想像をしながらの見学風景です。 手仕事を見ながらの打ち合わせはとっても有意義な時間になります。 さて、丸鋸で仕口を作る畠山棟梁。 唐松の桁材を切断して、刻みの準備を整えて行きます。 今日は、小さな大工さんに刻みの体験もしてもらう計画です。 自身にも小さな子供のいる棟梁、気持ち良く大工仕事が体験できるようにうまく準備できるかな~? 小さな大工さんがノミと木槌で仕口を作る体験です! お父さんと一緒に人生初の大工仕事ですね。 ノミに木槌を当てるとコーンと気持ちのいい音がして、木がはじけ飛ぶ感覚が分かったかな~? 子供の脳裏にこの体験が刻まれるといいですね。 この日はこうして大工仕事の見学と棟梁の紹介を主に行いました。 現代の家づくりでは、こうした大工仕事を目にする機会がほとんどありません。 弊社では、時間が許す限りこうしたお施主様への大工仕事の見学を行うように心がけています。 自分の住む地域にある森、その森から伐採してやってくる木材を加工して作る住宅。 その住宅を作る大工の手仕事を見て、体験する事でご自分が建てる家に愛着も湧くと考えています。 今回もいい見学が出来ました! 続いては、基礎工事が続く現場の様子をお伝えしていきます。 基礎の鉄筋が組まれた現場では、鉄筋の周りに木枠を設置する工程が進んでいます。 ベースという基礎の底を支える構造を作る工程ですね。 こんな風にベースに空く穴は、地盤改良の杭までコンクリートを落とし込む為の穴ですね。 地盤改良の杭が予定より深くまで刺さった部分はこうして補強しながら工事を進めて行きます。 第3者機関の配筋検査の様子。 瑕疵担保責任保険という保険に入るために行われる検査の一環です。 規定通りの鉄筋が組まれているかを検査してもらってからコンクリートの打設作業へとい進みます。 狭い現場の敷地にギュウギュウの工事車両。 コンクリートを送るポンプ車、コンクリートを運ぶミキサー車が現場に来て、ドロドロのコンクリートを先ほどのベース枠の中に入れる作業が始まります。 ベース部分のコンクリート打設が進みます。 鉄筋の両脇に立てた木枠の間にコンクリートを流し込みます。 鉄筋もコンクリートの中に巻き込みながら作業が進みます。 翌日からはベースコンクリートの上に鋼製の型枠を設置する工程が始まります。 いよいよ基礎の形状が分かるようになってきました。 次は、ベースの上にコンクリートの立ち上がり部分を作る工程となります。 何回かに分けてコンクリートを打設し、基礎が建ち上がって行きます。 型枠の中には白い発泡スチロールのようなボードが設置されています。 これは基礎断熱という断熱方法になります。 基礎の外周をぐるっと囲うように断熱材を入れて固定していきます。 断熱材の厚さは10cmです。 基礎の厚さとほぼ同じ幅の断熱材が建物の基礎をぐるっと囲うように配置されて行きます。 基礎の内部は、家とほぼ同じ温熱環境となる断熱方法です。 再びポンプ車とミキサー車がやって来てコンクリートの打設作業です。 今回は、鋼製型枠の隙間にコンクリートを充填していきます。 黒く太いホースはポンプ車から伸びる圧送ホース。 太いホースの中をドロドロのコンクリートが流れて、ホースの先から出てきます。 型枠の中にコンクリートを流し込み、バイブレーターで振動を加えながら打設していきます。 コンクリート内には空気が入って隙間が出来ないように打設を進めます。 盛岡市前九年で進む住宅新築工事が順調に進んでいます。 まずは、現場での基礎工事と弊社作業場での大工の墨付け刻みの作業が進んで行きます。 今回の建築場所は、隣接する道路がとにかく狭く、施工計画が重要になりそうです。 現場での基礎工事は、段取りよくスムーズに進めていく事が大事です。 大工とも工程を十分話し合い、いい建物を作って行きたいと思います。 地元の木をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくりが進行中です!
by iwaizawa
| 2020-12-01 04:48
| 現場日記~住宅新築~
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