岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2020年 12月 30日
盛岡市三ツ割で進む住宅新築の現場です。
少しブログ掲載が滞り、久しぶりのアップです! 県営球場近くの土地、今回も地元岩手県産木材・盛岡市産木材を使い大工の技術を生かした家づくりを進めて行きます。 弊社大工たちの構造材の刻みも完了して、現地での建て方作業へと工程が進んできました。 先日はお施主様に大工の刻みの作業も見学いただいた構造材も現場へと搬入です。 現地で建物が組み上がっていくダイナミックな構造が楽しみです! そんな地元の木を使った家づくりの工程を順を追ってご紹介していきたいと思います。 現場での建て方作業が始まりました! まずは、基礎の上に敷いた土台の上に柱を立てる作業「柱建て」。 盛岡市産の杉の柱がたくさん建ち上がって行きます。 続いて柱の上に桁や梁を掛ける作業です。 リビングまわりには栗の太鼓梁も見えています。 柱の上に寝せて使う材には、唐松や赤松、栗などを用いています。 組み上げる際には、木材をクレーンで吊り上げて所定の位置に運び、大工たちがホゾにはめ込んで行きます。 全てが手作業で進んで行きます。 玄関には曲りの強い面白い木材が配置されました。 クワの木の曲り梁ですね。 山では、通常用材にはならずに、チップ用にまわされるような木です。 とっても面白い曲りなのでこうして住宅用の梁として採用しました。 1階部分の構造が組み上がってきました。 井桁状の構造が見事ですね。 柱は杉、梁桁は唐松と赤松と栗を用いています。 地元の木を使った建物の構造がきれいに見えますね。 建て方を進める丸山棟梁と鈴木大工。 建て方作業を進める大工たち、いい顔で仕事してますね。 こうした技術のしっかりした大工たちに家づくりが支えられています。 建物構造を記した図板です。 この図板を元に建て方作業が進行します。 大工の木組みの図面が木造住宅の建築を進める大事な指針となっています。 1階の構造がおおよそ組み上がると間直しの作業へと進みます。 間直しは、建物の水平・垂直を整える作業です。 まずはその調整を行うための金具の装着作業を進めます。 土台と桁に斜めに金具を取り付けて行きます。 金具に取り付けてあるターンバックルをまわして桁の位置を微調整。 隣では下げ振りを目で見て柱の垂直を確かめる作業を行います。 振り子の位置を見ながら微調整を行っていきます。 ちょうどいいところで金具を留めて、木の仮筋交いを打ち付けます。 この作業を繰り返して、建物の各所の垂直と水平を確認して行きます。 だんだん建物がしっかりとした四角に整います。 間直しが完了すると、桁上には合板が敷かれました。 この合板がネダレス合板という厚手の合板です。 2階の建て方作業の作業床として使い、最終的には2階の床下地となります。 無事に組み上がった1階部分の建物構造です。 LDKの天井には、大きな栗の太鼓梁も配置されました。 この段階でもとてもいい雰囲気ですね。 続いて2階の縦か作業へと工程が進みます。 先ほど敷いたネダレス合板の上に再び柱建てを行い、2階の構造を組み上げて行きます。 こんな風にクレーンを配置して作業が進みます。 クレーンは、安全に早く作業するためには欠かせない建設重機ですね。 重い木材を吊り上げて、所定の位置まであっという間に運んでくれます。 2階の建て方作業もバンバン進んで行きます。 クレーンで木材が運ばれてくるのを待つ大工たち。 高い場所でも臆する事無く、作業を進めて行きます。 すごいですね~。 屋根下地へと工程が進みます。 垂木を掛けて、その上に野地板を張って行きます。 野地板には、唐松の板を使います。 無垢の板を使う事でこれから何十年もこの屋根を支える事が出来ます。 建て方が進み、だんだん家らしくなってきましたね。 まずは高い位置の上屋根が出来上がってきました。 この段階で木組みの構造がきれいに見えていますね。 とってもいい雰囲気です。 続いて下屋根の施工が進みます。 上屋根と同様に垂木の上には無垢の唐松の板を張って行きます。 本物の木の板がいっぱい敷かれて木の香りが現場に漂います。 下屋根も出来上がり、建物形状がほぼ見えてきました。 切妻屋根が特徴のオーソドックスな日本家屋の形です。 いよいよ建て方作業も終盤です! 現地での建て方作業が順調に進みました。 これまで大工たちが刻みを行ってきた構造材が現場で建物に一気に変化していく工程です。 建て方作業を進める大工たちもとってもいい表情で作業を進めていました。 弊社では大工仕事をすべての基本として家づくりを進めて行きます。 地元の木材を使い、大工の技術を生かした家づくりですね。 今回の建物にも地元岩手・盛岡で伐採された立派な木材が使われていきます。 引き続き、作業の工程を順を追ってお伝えしていきますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2020-12-30 05:23
| 現場日記~住宅新築~
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