岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 01月 25日
盛岡市三ツ割で進む住宅新築の現場です。
県営球場近くの土地、今回も地元岩手県産木材・盛岡市産木材を使い大工の技術を生かした家づくりを進めて行きます。 現地での建て方作業が無事に終了しました。 大工たちは、建物の骨格を作り終え、次は各所で下地作りの作業を進めて行きます。 そんな地元の木を使った家づくりの工程を順を追ってご紹介していきたいと思います。 建物外観もだいぶ家らしくなってきました。 付加断熱の施工が進み、現在は防水透湿シートで覆われた外観ですね。 切妻屋根の昔ながらの建物外観がいい雰囲気。 外部での下地が進み、防水処理も随時行われて行きます。 サッシまわりや換気口の貫通部分には、防水テープなどで処理を行います。 将来、外壁から漏水が起きても室内側には入らないようにいろんな手立てを講じておきます。 テレビ配線や電気の配線も壁を貫通して入ります。 こうした配線も防水処理を行っています。 完成すると見えなくなるような場所はこの段階でしっかりと防水・気密処理して施工を進めて行きます。 室内側でも断熱材の施工が進んでいます。 柱間の充填断熱もグラスウール断熱材を使用しています。 不燃材料でもあるグラスウール断熱材は、火災の際も延焼時間を遅らせる事が出来ます。 断熱性能と火災対策、両面でこの素材を使用しています。 2階では、天井裏の壁の防火構造の施工も進みます。 天井で見えなくなる部分の壁に石膏ボードを張る作業です。 屋根形状に合わせて垂木までボードが張られて行きます。 天井の下地も施工が進みます。 野縁という下地材を1尺ピッチに配置し、天井のボードを張る下地を作って行きます。 こうした下地に使う木材も地元の木を使用しています。 天井下地には、薄い緑色のシートが張られました。 これは気密シートと呼ぶポリシートですね。 室内側の空気を遮断するための役目を担います。 このように壁と天井を気密シートでしっかりと被います。 これで室内側からの空気が壁内や天井裏へ逃げるのを防ぎ、結露などをしっかりと防ぐ事が出来ます。 断熱材での断熱性能のアップとこの気密シートでの気密性能の両方が高まる事で建物の性能が向上する事になります。 瑕疵担保責任保険の中間検査が行われました。 構造金物の施工や断熱施工、防水施工などをチェックしてもらいます。 こうした第3者機関のチェックも大事な工程です。 設置したサッシの室内側には窓枠が設置されました。 きれいな木目の杉材です。 サッシが建物の外側に付き、室内側にはこのように木の枠が取り付けられます。 もちろん地元の木材を使用しています。 床板が搬入されてきました。 これは岩手県産の唐松を使った床板です。 針葉樹の特徴として足触りがとても暖かい感じがしますね。 岩手ならではの素材を床材に使用します。 弊社作業場では、階段材の加工も始まりました。 赤松の天板を使い、階段の踏板が出来て行きます。 とても厚い赤松材を使って階段が出来上がって行きますね。 この三角の板は、階段の曲り部分です。 曲り部分は幅の広いので天板を接ぎ合せて作って行きます。 全ての階段材を大工の手仕事で仕上げて行きます。 こちらノコギリの刃のような形状の木は、階段の側板部分。 今回の階段では、壁の中に設置して踏板を支える事になります。 コチラは赤松の集成材を使用しています。 建物外周部では、外壁張りの作業が始まりました。 フラットなサイディングを張って行きます。 少しずつ外壁が張られて行きます。 外観にも少しずつ変化が見られます。 このフラットな外壁材には、塗装して仕上げる事になります。 外壁の色も気になるところですね。 仕上がりが楽しみです。 現地での建て方作業が順調に進み、無事に構造が組み上がりました! 続いて大工たちは下地の作業を中心に工事を進めて行きます。 地味な作業が続生きますが、建物の性能に関わる大事な作業が進んで行きます。 弊社では大工仕事をすべての基本として家づくりを進めて行きます。 地元の木材を使い、大工の技術を生かした家づくりですね。 今回の建物にも地元岩手・盛岡で伐採された立派な木材が使われていきます。 引き続き、作業の工程を順を追ってお伝えしていきますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-01-25 04:38
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||