岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 01月 27日
盛岡市八幡町で進む築100年以上経つ古い町家の改修工事が進行中です。
長年貸家として第3者に賃貸していた建物。 借主の移転に伴い空き家になり、それを機に事務所として使う建物に改修して町家の建物を残そうという計画になりました。 建物が古く、どこまで町家の雰囲気を残せるのか不明な点もありますが、今回も地元の木材を使い大工の技術を生かして改修工事を進めて行きたいと思います。 建物内部の解体を中心に進めてきた作業も次の「造る」という段階に入っています。 少しずつ構造を補強しつつ減築部分の解体作業、そして屋根下地の作成へと工程が進んできました。 そんな現場の作業風景をご紹介していきます。 建物内装の解体、減築部分の解体、屋根の掛け直し、基礎の補強と進めてきた作業、外観もこんな風に変化してきました。 いよいよ大工仕事の木造部分の施工が本格的に進み始めています。 室内はまだまだがらんどうの状態ですね。 でも建物の基礎となる部分のコンクリート工事も完了し、屋根も出来上がりました。 ここからは大工仕事が中心となって壁の下地作業が進み始めます。 八幡町の通りの裏側の建物も屋根が葺き上がりました。 屋根のトタンが葺かれると雨漏りの心配もなく室内作業が進められますね。 通り側の建物と裏側の建物をつなぐ下屋部分も屋根葺き作業が進みます。 この部分は、屋根が複雑な形状でした。 作り直し、雨漏りの少ないシンプルな屋根形状へと改修が進みます。 L字型の屋根が無事に完成しました。 L字の谷部分の板金もきれいに納まりました。 これまでの建物の不具合のあった部分をしっかりと改修し、長寿命な建物へと変化していきます。 外周部の壁の下地作業も進みます。 間柱という壁下地の木材が並んで設置されて行きます。 元の壁の通りが悪いので、今回の改修で壁を真っすぐに修正しながら壁の下地が作られて行きます。 建物内部の土の部分も砂を入れてきれいに改修しています。 古い建物は周りの土地が上がる事で床下環境が悪くなりやすい事が多いですね。 今回の改修で床下の土の部分もしっかりと整備し直しました。 建物正面でも壁の下地が出来上っていきます。 新しい木材で壁の下地が出来上がり、建物がだんだん再生して行くのが実感できます。 大工の「造る」という工程が本格的に進んで行きます。 裏側の建物でも壁の下地作業が進んでいます。 古い柱と新しい木材が混合した構造ですね。 古い建物の木材も一部に再利用しながら改修工事が進んで行きます。 壁の下地が出来上がり、だんだん室内空間も広さが実感できるようになってきました。 壁下地が出来上がると、建物外周部に構造用面材を張る作業が始まります。 今回使用している面材はMOISSという面材です。 耐力壁として建物の強度を高める機能と不燃材として防火の構造にもなる優れた壁下地材です。 今回の改修では、外壁に木を使用する部分を中心にこの面材を張って行きます。 建物の壁下地の木の外側に面材が張られて行きます。 屋根付近まで隙間なく面材が張られて行きます。 建物の強度を高めつつ、防火対策を施しながら改修工事が進みます。 この後、この面材の上には、町屋ならではの下見板張りの外壁に仕上がる計画です。 古い町家の改修工事が進行中です。 まずは、建物内部の一般ゴミの片付けから作業が始まり、今度は建物本体の解体作業が進んできました。 毎日、建物を壊してゴミを搬出するという工程を延々と繰り返してきましたが、いよいよ次の「造る」工程が始まりました。 道路際まであった建物を減築し、建物の構造も改修して行く工程が進んでいます。 そして敷地奥側の建物改修も進み、工程も少しずつ次へと進んで行きます。 こうした解体・改修にはベテラン大工の技術と経験が生きて行きますね。 いつ建てられたか分からないほど古い町家。 どんな風に改修されて行くのか楽しみですね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-01-27 04:54
| 現場日記~リフォーム~
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