岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 01月 28日
盛岡市黒石野で進行中の住宅の新築工事現場です。
この住宅は、東京の設計事務所「レミングハウス」さんの設計、弊社の施工というタッグになります。 レミングハウスと言えば建築家「中村 好文」さんの主宰する設計事務所。 いつも素敵な住宅を設計する著名な建築家との仕事はワクワクしますね。 今回はどんな住宅の施工となるのか今から楽しみです。 現場では、建て方作業が終わり大工たちが下地の作業を中心に進めてきました。 ここからは徐々に仕上げに関わる作業も進み始めます。 そんな現場の様子をご紹介していきます。 現場では外壁張りの作業が始まりました。 岩手県産の杉板を使った外観となります。 まずは、アプローチ側の東面から作業開始です。 杉板を外壁の下地に合わせて留め付けて行きます。 小瀬川棟梁が作業を進めて行きます。 長さもバラバラな板をランダムに張って行きます。 張り進むといい雰囲気に! 杉板1枚1枚に表情があり、大きな面として仕上がってくるといい感じです。 杉板の無塗装もとってもいいですね。 道路側から見るとこんな雰囲気で施工が進んでいます。 これまでのシート張りの外観からは一気に変化がありますね。 建物全体が板で覆われて行くのが楽しみでもあります。 杉板を近くで見るとこんな感じです。 製材し、乾燥させた杉板をそのまま実加工して使っています。 粗い表面の杉板がたくさん集まるとこんな雰囲気に仕上がって行きます。 玄関アプローチのある北面も少しずつ張り進んでいます。 建物の雰囲気が一気に良くなっていきますね。 現場で外壁張りが進む頃、弊社作業場では造作材の加工作業が始まっていました。 用意したのは、岩手県産の栗の天板です。 製材し人工乾燥してから1年以上弊社の作業場で寝かせておいた素材です。 栗の天板らしい濃い色に変色していますね。 丸山大工が加工を担当です。 この天板で階段材を加工して行きます。 まずは用意した天板をチェック。 どこにどの板を使うのかを決めてから木取りの作業を開始です。 天板を万能機で削る作業です。 まずは、切断して板の直角を整えてから板厚を一定に削って行きます。 この木工機械「万能機」は、こうした切断、直角出し、削るという3種類の作業を1台で行う事が出来ます。 まさに万能な木工機械です! 1面プレーナーという機械ですね。 この機械で先ほど万能機で整えた天板をさらにミリ単位で一定に仕上げて行きます。 全ての天板をこのプレーナーで仕上げて一定の厚さ、表面の仕上げまで整えてから次の工程へと進みます。 プレーナーまで掛かって整った天板を接ぎ合せる作業です。 回り階段の幅の広い天板はこうして何枚かの天板をくっつけて作ります。 栗の木の木目がきれいに出てきました。 続いて現場ではコンクリートの打設作業が始まりました。 大工たちが外壁張りの作業を進める感に室内では土間のコンクリート打設作業です。 再びコンクリートをポンプ車で圧送し、土間の部分に流し込みます。 左官職人が土間の表面をきれいに均していきます。 平らな土間がきれいに仕上って行きます。 玄関アプローチのコンクリート打設も同時に行いました。 スッキリと綺麗に仕上っていますね。 コンクリートが乾くと仕上げのレンガ敷きの作業を開始。 古い耐火レンガを使って土間を仕上げて行きます。 室内から玄関外のアプローチまで一体となったレンガの仕上がりです。 とてもいい雰囲気ですね。 アプローチ部分もレンガ敷きが順調に進んで行きます。 とってもきれいな仕上がりです。 外壁に使った杉板もこの古いレンガも1枚1枚に表情があり、それが面として仕上がると独特のムラのある仕上がりになりますね。 現場では下地の作業から少しずつ仕上げの作業も進み始めました。 今回の建物は、本物の素材が持つ質感を生かした仕上がりが随所にありますね。 これから完成に向けてそんな仕上がりの作業が一気に増えて行きます。 いろんな作業が同時に重なり合いながら進む工程も見ていて楽しくもあります。 そんな大工工事の様子を順次紹介して行きますね。 中村好文さん設計の建物を地元の大工と地元の木材で作るというのが今回のプロジェクト。 まずは建物の構造がしっかりと上棟し、下地・仕上の工程が着実に進んで行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-01-28 05:11
| 現場日記~住宅新築~
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