岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 01月 29日
盛岡市上堂で進む住宅新築の現場「上堂の家」。
この住宅も設計は、「オオツカヨウ建築設計」さま、施工は弊社というタッグで進む現場になります。 コンパクトな建物ながら1階は回遊性のある面白い間取りの住宅になりそうです。 毎度ですが、設計士が計画する高性能な住宅性能と弊社の大工たちの木工技術がマッチして進む家づくりが始まって行きます。 もちろん使う木材は地元盛岡の山から伐採された木材たちです。 地元の木・地元の大工の技術・設計士の住宅計画が融合した家づくりの様子を紹介していきます。 構造材の刻みの工程が進む弊社作業場の様子です。 棟梁を務める坂本大工が付け流しの作業。 大きな梁材を仮組みし、仕口の合わせ目をチェックしています。 刻みの作業も終盤に入ってきました。 唐松の梁同士がつながる台持ち継ぎの仕口を木槌で叩いています。 軽く何度もたたいて仕口の納まり方を確認です。 コーンコーンと気持ちのいい木槌の音が響いてきます。 継ぎ手を外して細かな修正です。 棟梁の木を見る目がいいですね。 こうして組んで外してを繰り返し、仕口がしっかり締まって納まるようにチェックしていきます。 刻みの工程の大事な確認作業となります。 棟梁の隣では鈴木大工がドリルで穴あけ作業です。 ボルトなどの金物を通す穴を空ける作業です。 すでに仕口を作り終えた構造材に最後の加工を施します。 付け流しのチェックで不具合のあった仕口は補修作業。 ノミで仕口を削り直したりという最終の調整作業が続きます。 構造材のチェックを完了した坂本棟梁は、ネダレス合板の墨付けに取りかかります。 建て方時に使用するネダレス合板は、現場ではなく弊社作業場で先行して刻みを行ってから現場へと向かいます。 現場でスムースに屋根まで進むように準備を進めて行きます。 付け流しを終えた杉の柱材。 まとめて結束バンドで縛ります。 こうしてすぐにトラックに積み込めるように準備が進みます。 桁材・梁材・母屋などなど。 工程順に積み込んで現場に運べるように準備が進みます。 そしてこれらの木材はすべて地元岩手・盛岡の木材たちです。 地元の木で構成される住宅がこうして建てられて行きます。 トラックに積み込まれた構造材。 こうしてトラックで現場へと搬入です。 工程ごとにまとめた構造材が順に現場へと向かっていきます。 現場では基礎の上に土台を敷く作業が進んでいます。 ヒノキの土台に穴を空けて基礎上にセットしていきます。 最後にボルトを締めて固定すると土台敷きが完了となります。 足場の上から土台を撮影。 基礎の上にヒノキの土台が載りました。 いよいよ建て方作業の準備が完了です。 盛岡市上堂の住宅街で進む住宅新築の現場。 現場では基礎工事が完了。 弊社作業場では図面を元に構造材の刻みの作業が進んできました。 大工の刻みの様子はお施主様ご一家にも見学ただきました。 ご自分たちの家を作る為の大工仕事を見学する機会を設けて家に愛着を持ってもらうという試みでもあります。 現代は、大工の仕事を目にする機会が激減しています。 昔から続く日本の大工という職業の手仕事を見て、木に触れていただきながら家づくりを進めて行きます。 さあ!いよいよ刻みの工程も完了し、現地での建て方作業へと工程が進んで行きます。 高性能でいいデザインと技術のしっかりした大工たちの作る家づくりが進行中です! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-01-29 05:12
| 現場日記~住宅新築~
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