岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 02月 03日
盛岡市加賀野で進行中の住宅新築の現場です。
今回も地元岩手・盛岡の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくり。 LDKにはオニグルミの大黒柱と赤松の大梁、唐松の登り梁を配置した大空間を作ります。 外壁も杉板張りで仕上げる特徴的な外観も見どころです。 そんな家づくりを順を追ってご紹介していきますね。 弊社作業場での大工たちの構造材の刻み作業が完了、現場での基礎も出来上がり、現場での建て方作業へと工程が進んできました。 その建て方作業が順調に進み、大工たちは下地の作業へと進んでいます。 現場では建物外周部の下地作業が進みます。 今回の建物は、一般の充填断熱の他、付加断熱という追加した断熱材の施工を行っています。 建物の断熱性能を高めた省エネ住宅の建築を進めています。 建物外周にこのように付加断熱を施工しています。 柱の外側、構造用面材の外側に建物を囲うように断熱材をはめ込んで行きます。 充填断熱の欠点でもある木材の熱橋を可能な限り低減させつつ、断熱性能を高めて行きます。 今回の付加断熱は42mmの高性能グラスウールボードです。 予算に応じてこの付加断熱は厚さも変える事が出来ます。 さらに厚く高性能な断熱材を使う事で断熱性能はどんどん高まる事になりますね。 付加断熱を設置した後は、防水透湿シートで外周をぐるっと覆っていきます。 このシートで覆うと雨の心配も無くなります。 雨を防ぎ、内部の湿気だけは排出してくれる優れたシートになります。 防水透湿シートの上から外壁下地の木を打ち付けます。 外壁胴縁という下地を縦方向に設置しています。 下地が縦方向という事で仕上げの外壁材は横方向に設置されますね。 建物内部側はこんな感じ。 LDKでは天井が高く勾配が付いています。 オニグルミの大黒柱と斜めに配置された唐松の登り梁がいい雰囲気です。 建物外周もまだ構造材や間柱が見えている状態ですね。 ここに室内側も断熱材を施工していきます。 構造材の柱間・間柱間に断熱材を充填していきます。 コチラは高性能グラスウール断熱材105mmを充填です。 構造材の厚さ分、隙間なくびっしりと断熱材が入って行きますね。 断熱材を入れた後には室内側に薄いグリーンのポリシートを張って行きます。 このシートは気密シートと呼ぶ空気を遮断するためのモノになります。 室内側の湿気を含む空気を壁内に侵入させないようにする機能を持ちます。 よく湿気を含んでずり落ちたグラスウール断熱材の写真を見ることがありますが、そうしたトラブルを起こさないように気密シートの施工が行われています。 2階では、天井下地の施工も進んでいます。 天井裏に当たる部分に石膏ボードを張り、野縁という木で天井の下地を組みます。 天井裏を撮影。 出来上がると天井裏に隠れる部分にも石膏ボードの壁がありますね。 防火構造という火事に対する延焼防止の機能をしっかり持たせる為の施工ですね。 隣家の火事の際に少しでも延焼時間を長くするための構造になります。 天井下地の野縁に気密シートが張られて行きます。 断熱材を入れた後の壁と同様に気密シートでしっかりと空気を遮断します。 室内の暖かく湿気を含んだ空気を天井裏に入れないように施工を進めます。 大工の下地と同時に水道の配管や電気配線の工事も進みます。 コチラは2階への配管ですね。 1階の天井裏でこのように配線や配管を行い、それを追うように大工が下地を作って行きます。 外部では軒天井の施工も進んでいます。 準防火市域という区分の敷地なので、一般地よりも厚い軒天井材が使用されています。 こうした仕上げ材は地域ごとに規制が変る事があるので注意が必要ですね。 進行中の住宅新築工事の現場「加賀野の住宅」。 今回も地元の木材を使い、地元の大工がその技術を生かして作り上げて行く家づくりとなります。 豪快な構造もあり、杉板を張った外観も素敵に仕上る計画です。 現場での建て方作業が順調に進み、無事に完了しました。 何もなかった敷地にコンクリートの基礎が出来上がり、その基礎の上に木組みの構造が建ち上がりました。 続いては床下地や窓の設置、断熱施工など下地の作業が進んで行きます。 そんな家づくりの様子を順を追って紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-02-03 04:35
| 現場日記~住宅新築~
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