三ツ割の家 仕上げ作業の真っ最中！

盛岡市三ツ割で進む住宅新築の現場です。
県営球場近くの土地、今回も地元岩手県産木材・盛岡市産木材を使い大工の技術を生かした家づくりを進めて行きます。
施工も終盤に入り、たくさんの職人たちが入り混じり仕上げの作業が一気に進んでいます。
大工だけでなく、いろんな職人たちが連携して家づくりを進めて行きます。
そんな地元の木を使った家づくりの工程を順を追ってご紹介していきたいと思います。

外部で進めてきた外壁の吹付塗装が完了。
足場が外されました。
外観が一気に完成形となりいい雰囲気に。

建物正面はこんな感じになりました。
濃いベージュの砂壁に下見板張りの外観です。
昔ながらの雰囲気を残したオーソドックスな外観です。

玄関内部の土間では、仕上げの作業が進みます。
モルタルで下地を作る中塗りという工程。
現場で砂とセメントを混ぜて作ったモルタルで平滑な下地を作って行きます。

玄関外のポーチも同様です。
モルタルで平滑に仕上げて行きます。
この辺りの作業は、左官職人が担当します。

出来上がった平滑なポーチの下地に細かな石を張る作業。
砂利の洗い出し仕上げという作業です。
細かな黒い砂利がネットに張られたシートをきれいに並べて固定していきます。

砂利の上から目の細かなモルタルを詰めてスポンジで拭き取るという工程です。
モルタルの土間に細かな砂利が並ぶきれいな仕上がりが出来上がって行きますね。

ポーチの全面に目地詰めの作業が行われました。
乾燥具合で色に違いがありますが、もう少し乾燥が進むと一定の仕上がりに落ち着きます。
洗い出し仕上げのポーチが出来上がってきました。

LDKの掃き出しサッシの外側では、濡れ縁の土台作りが進んでいます。
一定間隔で基礎のブロックを埋め込む作業が進みます。

設置したブロックの上に濡れ縁を設置しました。
ヒノキのデッキ材に防腐塗装を行ってから設置していきます。
和風の濡れ縁が完成です。

室内でも仕上げの作業が進みます。
大工仕事は、収納棚の設置。
コチラは勝手口付近のパントリースペース。
階段下の斜めの天井を利用して食品の保管用の棚を設置していきます。
デッドスペースを無くすように空して棚を設置していきます。

建具枠の塗装も進んでいます。
枠材の塗装はクロス工事の前に仕上げて行きます。

玄関上の化粧梁も見事に仕上りました。
この後、クロスを貼っていく事でこの化粧梁がさらにきれいに見えてきます。
天井にはダウンライト用の穴も開いて内装仕上げの準備が整いました。

クロス張りの準備がスタートです。
石膏ボードのジョイント部分やビス頭をパテ処理していきます。
凹みや継ぎ目にパテを盛って削り、平滑に下地を作って行く工程です。

パテが乾いた部分からヤスリで平滑に仕上げてクロスを貼って行きます。
白いクロスを選び張る作業が始まりました。
少しずつ壁が白く変化していきます。

天井・壁とクロスが貼られると部屋が一気に明るい印象に変って行きます。
内装仕上げの終盤、クロス張りの作業がバンバン進みます。

LDKの天井のクロス張りも始まりました。
大きな栗の曲り梁もある天井は、クロス張りがかなり大変そうですね。
少しずつ天井が白く変化し、化粧梁が目立ってきますね。

LDKのキッチン周りもだいぶ仕上がって来ました。
部屋全体が明るく変化し、天井の化粧梁たちの存在感も出てきました。

内部外部とも仕上げの工程が進む現場の様子を紹介してきました。
工事の終盤は、多くの職人で一気に仕上げの作業が進みます。

現場では仕上げの作業が進み、毎日変化が大きくなっていきますね。
屋外では左官職人の仕上げ、室内では内装クロスの仕上げ一気に進み始めています。
ここからは大工だけではなく、いろんな職人がチームを組んで作業を進めて行きます。

弊社では大工仕事をすべての基本として家づくりを進めて行きます。
地元の木材を使い、大工の技術を生かした家づくりですね。
今回の建物にも地元岩手・盛岡で伐採された立派な木材が使われていきます。
引き続き、作業の工程を順を追ってお伝えしていきますね。
続きをお楽しみに！