岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 03月 03日
盛岡市上堂で進む住宅新築の現場「上堂の家」。
この住宅も設計は、「オオツカヨウ建築設計」さま、施工は弊社というタッグで進む現場になります。 コンパクトな建物ながら1階は回遊性のある面白い間取りの住宅になりそうです。 設計士が計画する高性能な住宅性能と弊社の大工たちの木工技術がマッチして進む家づくりが進んでいます。 もちろん使う木材は地元盛岡の山から伐採された木材たちです。 その木材たちを使った建物構造が現地で組み上がる「建て方」の工程が無事に終わり、大工の下地の作業が進んでいます。 地元の木・地元の大工の技術・設計士の住宅計画が融合した家づくりの様子を紹介していきます。 建て方作業が無事に終わり、建物構造が組み上がった現場。 続いては室内の下地作りの工程が進んでいます。 1階の床では、大引き掛けの作業が進みます。 床の下地となる唐松の3.5寸角を設置する作業です。 大引きの上には、ネダレス合板という構造用合板を敷いていきます。 この合板が、床を支える下地となります。 工事中の床ができ上って行きます。 室内の壁に筋交いという耐力壁を設置していきます。 唐松の筋交いを交差して壁内に設置して金物で固定します。 建物外周の耐力面材と室内の壁の筋交いの耐力壁をバランスよく配置して建物の強度を確保していきます。 筋交い端部の金物ですね。 筋交い材を正しく設置し、この金物を取り付けることで地震時や台風時に建物の揺れを抑えてくれます。 長く建物を保つための大事な下地の工程です。 こちらはホールダウン金物という柱に取り付ける耐震金物。 主に建物の隅部に設置する事が多いですね。 構造計算を行い、柱へ引き抜きの力がたくさん掛かる箇所に取り付けます。 コチラも建物の構造に関わる大事な金物設置です。 こちらの金物は、火打ち金物と言います。 建物の水平構面の強度を確保するための金物ですね。 建物を縦方向、横方向から支えるために各所にこうした金物を取り付けて強度を確保しつつ作業が進みます。 外部では屋根葺きが完了しました。 緩勾配の屋根には防水性の高い立平葺きという工法で屋根を葺きます。 ここまで進むと雨に心配もなく安心して室内作業を進められますね。 玄関付近では、庇の下地作りが進んでいます。 垂木がたくさん設置されてちょっと変わった構造の玄関庇ですね。 コチラも建物の外観を形成する大事な要素となる部分。 少し施工は難しいのですが、坂本棟梁が頑張って施工を進めていました。 そして今年の冬のお決まり「除雪・排雪」作業です。 サッシ搬入を前に駐車スペースの確保と現場回りの作業スペース確保のために雪を取り除きます。 今年の冬はとにかく雪が多く、困りました・・・。 この現場の何度も何度も雪を取り除きつつ作業を進めて行きます。 大きなトラックでサッシがやって来ました。 今回の建物はかなり大きなサッシもあり、大きなトラックでの搬入となりました。 除雪も間に合い、無事に搬入出来てホッとしました~。 室内に搬入された樹脂サッシたちです。 トリプルガラスの樹脂サッシを使用します。 現代の住宅の窓は小型化していますね。 気密性・断熱性を高めて行くと自然と小型化します。 小さな窓を効率的に配置して明るい通気性の良い建物を計画します。 そしてこちらは大きなサッシ枠ですね。 小さなサッシと対照的に大きな開口部。 LDKの南面にはこうした大開口を配置します。 コチラの大きなサッシもトリプルガラスを採用しています。 1階LDKのブルーシートが掛かるこの開口部に設置されます。 この開口部の仕上がりが建物の間取りや外観に大きくかかわる部分。 この後のサッシの取付が楽しみです。 何もなかった現場に基礎ができ、建物が立ち上がって行く工程が完了し、大工たちは下地の作業を進めて行きます。 木組みが立ち上がって行く建て方作業のように華のある作業ではありませんが、建物の強度や断熱性能に関わる大事な工程が進んで行きます。 弊社では、大工の棟梁が中心に木組みの構造を組み上げて、続く下地の作業も進めて行きます。 大工の棟梁は木組みから断熱・気密施工まで何でも出来る多能工でもありますね。 そんな大工が進める家づくりが進行中です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-03-03 05:13
| 現場日記~住宅新築~
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