岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 03月 08日
盛岡市加賀野で進行中の住宅新築の現場です。
今回も地元岩手・盛岡の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくり。 LDKにはオニグルミの大黒柱と赤松の大梁、唐松の登り梁を配置した大空間を作ります。 外壁も杉板張りで仕上げる特徴的な外観も見どころです。 そんな家づくりを順を追ってご紹介していきますね。 大工工事は、中盤に入り下地作業から徐々に仕上げの工程へと進んで行きます。 現場作業は中盤に入り、外部では外壁の杉板張りの作業が進行中です。 足場のメッシュシート越しにも杉板の面積が少しずつ増えているのが分かります。 白い透明な防水透湿シートの面積が減り、茶色の杉板が増えて行きます。 外壁の杉板は岩手県産材を使用しています。 製材所で丸太から製材し乾燥させた杉板をそのまま使った仕上がりです。 表面がザラザラの粗い杉板に防腐塗装をしっかりと塗布して使用しています。 杉板の加工風景ですね。 堀口大工が長さに合わせて杉板を切断し、竹田作業員が切った木口に防腐塗装を行っています。 無垢の杉板を現場で加工しながら建物に張って行きます。 塗装した木口はこんな感じです。 しっかりと防腐塗装を染み込ませ、耐久性を高めてから外壁として使用しています。 杉板は見える面だけでなく、見えなくなる裏面も塗装を行っています。 板の反りを抑えつつ、板の耐久性を高めて外壁として使っています。 外壁の板張りの施工方法は、こんな感じです。 下から順に板を張り、段が付くように張って行きます。 見えている木口が先ほど塗装した部分ですね。 木目もきれいに見えています。 外壁の出隅部分の納まりはこんな感じです。 板を斜めに切断して出隅で板と板がぶつかっていますね。 1段ごとに板の合わせ目を変えて張り合わせて行きます。 メッシュシート越しに見える外壁がかなり上まで上がってきました。 杉板の外壁面がどんどん増えていい雰囲気に! 外壁施工も順調に進んで行きます。 板張りが進み、軒天井まで到達ですね。 いよいよ外壁張りの作業も終盤戦突入です。 板の1枚1枚に表情があり、とってもいい雰囲気ですね。 外部での外壁張りの作業が悪天候で出来ない時には、室内では床張りの作業が進みます。 丸山大工は2階の床板張りの作業を進めていました。 2階は唐松の床板を使用しています。 巾の狭い廊下部分もきれいに仕上って行きます。 使っている唐松の床板はもちろん岩手県産材です。 地元の山で伐採された唐松から作った床板がこうして張られて行きます。 個室の床も仕上がって来ました。 針葉樹の唐松は足触りが柔らかく、温かみのある床に仕上がります。 寝室や個室には最適の仕上がりとなります。 進行中の住宅新築工事の現場「加賀野の住宅」。 今回も地元の木材を使い、地元の大工がその技術を生かして作り上げて行く家づくりとなります。 豪快な構造もあり、杉板を張った外観も徐々に仕上がって来ました。 現場での建て方作業が完了し、下地の作業が進んできた現場、少しずつ仕上げの工程も始まりました。 何もなかった敷地にコンクリートの基礎が出来上がり、その基礎の上に建物が建ち上がりだんだん家らしく変化してきた現場。 地元の木材を使った建物構造が組み上がり、そこに地元の木材の仕上げ材(床板・階段・外壁)がさらに施工されて行きます。 施工を進めるのは技術のしっかりした地元の大工たちです。 そんな家づくりの様子を順を追って紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-03-08 04:33
| 現場日記~住宅新築~
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