岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 03月 18日
盛岡市黒石野で進行中の住宅の新築工事現場です。
この住宅は、東京の設計事務所「レミングハウス」さんの設計、弊社の施工というタッグになります。 レミングハウスと言えば建築家「中村 好文」さんの主宰する設計事務所。 いつも素敵な住宅を設計する著名な建築家との仕事はワクワクしますね。 今回はどんな住宅の施工となるのか今から楽しみです。 現場では仕上げに関わる作業も進み始め、作業も後半戦へと進んできました。 外観も建物外周の杉板張りの作業が一気に進み、建物の外観がいい表情に変化してきました。 そんな現場の様子をご紹介していきます。 現場は降り積もる雪の中終盤戦へとは入ってきました。 屋根に積もった雪が落ちて建物の周辺は雪の塊がたっぷりです。 今年の冬はとにかくこの雪との戦いでもありました。 屋根上の煙突もしっかりと完成です。 チムニートップという屋根に四角い箱型の煙突部材を取り付けて煙突を立てています。 雪の影響で漏水が起きにくい施工を心がけています。 屋根から雪が落ちた頃合いを見ながら雨樋設置も進みました。 積雪対応の樋吊り金具を使用しています。 スッキリきれいに納まりました。 換気用の屋外カバーの設置もほぼ完了。 カバーの外周をしっかりとコーキング材で防水処理しています。 建物の外周の仕上げの工程が先行して進んで行きます。 外壁の杉板もきれいに仕上りました。 無塗装の杉板を粗い仕上げのまま張り、目板と呼ぶ細い棒状の杉材を設置しています。 日光が当たるとこんな風に凹凸がクッキリと見えていい雰囲気になりますね。 足場の撤去が始まりました。 建物周辺に雪が塊である為、足場の撤去も大変です。 凍って取れない足場の脚はそのままにして、まずは建物を覆う部分を外していきます。 足場が外れるとこの雪の処理を・・・。 建物周りの仕上げ作業を行うには、邪魔な雪の塊。 ミニローダーやミニユンボを使いつつ人力でこの雪の除去作業を行います。 雪の塊を崩し、バラバラにしてから重機で敷地の外側に押して行きます。 人力で塊を崩さないとうまく運べず、かなりの労力を要して何とか除雪作業が進みます。 道路の除雪とは違い、ほぼ人力での作業なのが大変ですね。 屋外で雪と戦っている間に室内では造作家具の搬入も進みます。 たくさんやってきた家具たち。 家具工房でおおよその形に組み上げて、現場で仕上げるという作業内容になります。 まずは家具の箱で室内がすっかり埋まりました。 すぐに設置作業を開始です。 コチラはキッチンの本体ですね。 引き戸レールの付いた箱形の家具が順番に配置されて行きます。 こちらは寝室のソファと天棚ですね。 少しずつ設置場所に家具が配置されて行くと室内も片付いて行きます。 だんだん家らしく変化して行く現場の室内です。 家具がおおよそ配置されると内装仕上げの準備が始まりました。 アーチ天井のLDKには、足場が組まれました。 天井の高いLDKはこの足場を使って内装の仕上げクロス張りが進む事になります。 まずは、アーチ天井の下地をパテで平滑にするための下処理が進んで行きます。 各居室もクロス仕上げの部屋はパテの処理作業が進みます。 ボードのジョイントやビス頭などをパテで平滑に下地を作る工程です。 この後クロス張りや塗装する事で部屋が一気に出来上がる事になります。 アーチ天井の下地処理がほぼ完了しました。 曲げベニヤで作ったアーチ天井の下地ももうすぐ見えなくなります。 何だかちょっと寂しい気も。 小瀬川棟梁が苦労した天井ももうすぐ仕上がります。 足場が撤去されて外観がほぼ完成です。 無塗装で製材したままの杉板で作ってきた外観がいい感じに仕上りました。 工業製品のような均一ではない素材は、独特のムラのある仕上がりに。 この有機的な仕上がりは、工業製品には出せない気がします。 現場では足場が外されて、外観はほぼ完成形が見えてきました。 室内でも終盤の内装工事に向けての下地作業が進み、家具の設置や造作材の加工作業も急ピッチで進んでいます。 今回の建物は、本物の素材が持つ質感を生かした仕上がりが随所にありますね。 これから完成に向けてそんな仕上がりの作業が一気に増えて行きます。 いろんな作業が同時に重なり合いながら進む工程も見ていて楽しくもあります。 そんな大工工事の様子を順次紹介して行きますね。
by iwaizawa
| 2021-03-18 04:50
| 現場日記~住宅新築~
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