岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 03月 29日
盛岡市黒石野で進行中の住宅の新築工事現場です。
この住宅は、東京の設計事務所「レミングハウス」さんの設計、弊社の施工というタッグになります。 レミングハウスと言えば建築家「中村 好文」さんの主宰する設計事務所。 いつも素敵な住宅を設計する著名な建築家との仕事はワクワクしますね。 今回はどんな住宅の施工となるのか楽しみですね。 現場では仕上げの作業が進み、作業も終盤へと入ってきました。 外観もほぼ完成が見え、室内では内装仕上げの作業が急ピッチで進んでいます。 そんな現場の様子をご紹介していきます。 足場が外れた現場の外観です。 3月に入っても雪が積もる日が定期的に訪れます。 三寒四温のこの時期、天候を見ながら仕上げの作業が進んで行きます。 現場の内装仕上げの作業と同時進行で進む造作材の加工作業。 弊社作業場では田村大工が施工を担当していました。 真剣にヤスリで研磨しているのは、階段の手すり棒ですね。 こんな風な楕円形の手すり棒が出来上がっていました。 専用の木工機械がある訳ではなく、すべて大工の手作業で仕上げて行きます。 楕円形の手すりが壁に接続するブラケット部分ももちろんこの楕円形に合わせて作り上げます。 素材は岩手県産の栗を使用しました。 地元の本物の素材と大工の技術で建築家の要望にしっかりと応えて行きます。 さらに造作材の加工を進める田村大工。 今度は、手すりの笠木の加工に入ったようです。 楕円形の階段手摺と同様に岩手県産の栗材で加工しています。 どんな手すり笠木が出来るのかな? 断面形状はこんな感じですね。 角度の緩いカマボコ形の形状に仕上がっています。 下面はサクりを取って下地にかぶせる形状になるようですね。 この形状もすべて大工の手作業で仕上げます。 現場では内装仕上げの工程が進みます。 水回りの洗面所では、クロス張りの作業が進み、壁が白く変化しました。 一般的なビニールクロスではなく、紙のクロスを使用しています。 LDKでも天井から壁へとクロス張りが進んでいます。 徐々に天井や壁が白くなり、室内が明るい雰囲気に変わってきました。 内装仕上げが始まると日に日に現場の雰囲気がガラッと変わって行きます。 玄関ホールの階段付近は塗装仕上げが進みます。 天井や壁と塗装で仕上げて行きます。 クロス仕上げと同様に目地をパテ処理してから塗装して行きます。 1回目の塗装を終えた感じがこれですね。 キッチン周りではタイルの施工も開始です。 昔ながらの150角の磁器タイルをキッチンの壁面に張って行きます。 シナベニヤで製作しているキッチン周りの造作家具がだんだんきれいに見えてきました。 キッチンのタイル張りが完了です。 LDKの白い壁紙と連続して白い磁器タイルが張られました。 キッチンの雰囲気も明るくいい感じ。 まだキッチン家具は養生を掛けたままですが、いい雰囲気なのが伝わってきますね。 タイル職人さんは、キッチンに続き浴室でも施工を開始です。 浴室の壁面に白いタイルを張って行きます。 コチラも白い150角の磁器タイルです。 壁面の防水シートの上にタイルを1枚1枚隙間を一定間隔にしながら張って行きます。 壁タイルが張られた後は、浴槽を据え付けて床タイルの施工へと進んで行きます。 浴室も一気に仕上げの工程が進んで行きます。 LDKでは、内装クロスの施工がほぼ完了です。 アーチ形状の天井も白く仕上がり、連続する壁もきれいに仕上っていますね。 床や造作部材の無垢の木がきれいに見えそうな真っ白な天井と壁面です。 この後の家具の配置も楽しみになります。 壁が仕上がった階段室では、先ほど作業場で加工していた楕円形の手すりが設置されていました。 白い壁にきれいに設置された栗の手すり。 楕円形の形状は優しく見えますね。 カマボコ形の笠木も設置されています。 コチラは階段上部の手すり壁の上部に取り付けられていました。 階段の楕円手すりと同じく無垢の栗材で作られています。 薄いアーチ形状の笠木も優しい雰囲気に仕上がりますね。 階段室はこんな仕上がり。 階段の段板は、岩手県産のオニグルミを使っています。 地元の広葉樹をたくさん使った階段室が仕上がって来ました。 ロフトっぽい作りの多目的室もだんだんいい雰囲気に。 仕上がった階段まわりがレミングハウスっぽさが出ています。 白い壁と地元の広葉樹が作り出すシンプルな雰囲気がだんだん見えてきました。 完成形が少しずつ見えて来た現場の仕上げ作業ですね。 春に向かう三寒四温の時期に入り、現場の仕上げ作業も一気に進みました! 室内でも終盤の内装工事仕上げの工程が進み、仕上がった部分から家具の設置や造作材の取付作業も急ピッチで進んでいます。 今回の建物は、本物の素材が持つ質感を生かした仕上がりが随所にありますね。 これから完成に向けてそんな仕上がりの作業が一気に増えて行きます。 いろんな作業が同時に重なり合いながら進む工程も見ていて楽しくもあります。 そんな大工工事の様子を順次紹介して行きますね。
by iwaizawa
| 2021-03-29 04:48
| 現場日記~住宅新築~
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