岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 04月 01日
盛岡市上堂で進む住宅新築の現場「上堂の家」。
この住宅も設計は、「オオツカヨウ建築設計」さま、施工は弊社というタッグで進む現場になります。 コンパクトな建物ながら1階は回遊性のある面白い間取りの住宅になりそうです。 設計士が計画する高性能な住宅性能と弊社の大工たちの木工技術がマッチして進む家づくりが進んでいます。 もちろん使う木材は地元盛岡の山から伐採された木材たちです。 その木材たちを使った建物構造が現地で組み上がる「建て方」の工程が無事に終わり、大工の下地の作業が進んでいます。 地元の木・地元の大工の技術・設計士の住宅計画が融合した家づくりの様子を紹介していきます。 サッシの取付が進む現場の外観です。 窓が配置されて家らしくなってきましたね。 南面は、1階2階共大きな窓が配置されて外観上もポイントとなる部分です。 南面の大きなサッシはこんな配置です。 中央に大きなFIX窓、両端にスライド式の引き戸を配置しています。 トリプルガラスの大開口サッシを南面に大胆に配置していますね。 どんなLDKになるのか楽しみです。 玄関ドアの設置も完了です。 木製の玄関ドアを建物にめり込むように設置しています。 玄関まわりは、仕上げの素材も周りと変えて印象を変えて施工する計画です。 建物外周部では、外壁張りの準備が始まりました。 まずは窓まわりに外壁設置の為の部材を取り付ける作業が進みます。 サッシまわりなど外壁の貫通部分は防水施工をしっかりと行い、外壁の下地へと進みます。 サッシの周りにはこんな金物が取り付けられました。 外壁材を固定するための下地となる部材です。 全ての窓まわりにこうした部材が取り付けられて行きます。 建物の出隅部分にも金物を設置。 外壁材を包むように出隅部材が取り付けられます。 建物の入隅部分はこんな風に金物を設置。 金物を折り曲げ、重ねて水切りを良くしての施工です。 軒天井との境の納まり。 コチラも外壁材を張ってから金物を抑えられるように下地を設置して行きます。 外壁材本体を張る前にこうした部材の設置が進みます。 サッシまわりの部材設置もきれいに完了です。 外壁下地の木の設置、サッシまわりの部材設置、換気扇などの貫通部の防水処理などを終えて外壁を張る準備がほぼ完了です。 軒天井もきれいに仕上りました。 軒天井材はフラットな防火板を使用し、軒先部分には黒い換気部材が配置されています。 火事に際に延焼を抑えつつ、普段は換気も良くなるように仕掛けしながらの施工です。 サッシの設置が進んだ室内では断熱施工や気密処理の施工が進みます。 やはり窓が設置されると室内の雰囲気が良くなりますね。 特に南面の開口部は日の光がたくさん入り、室内環境への影響も大きいですね。 サッシが付いたこの段階で瑕疵担保責任保険の中間検査を受けました。 建物の構造・防水・断熱施工をチェックしてもらいます。 第3者機関のチェックも受けつつ施工が進んで行きます。 室内では断熱気密の施工が進んでいます。 コンセントカバーには、こんなビニール製のカバーが設置されています。 気密処理の際に配線部分から空気が漏れないようにする部材ですね。 こんな細かな部分にも気密処理を行いながら施工が進みます。 こちらはキッチンの換気扇のダクト配管ですね。 屋外のカバーと室内の換気扇とつなぐダクトもこの段階で施工が終わっています。 電気の配線や換気扇の配管など屋外へとつながる部分はすべて防水と気密の処理を行って施工が進みます。 天井の下地と気密シートの施工も進んでいます。 緑色の気密シートが天井全面に張られて、接合部などは気密テープで処理されて行きます。 壁も同様に気密シートを張って、端部には気密テープを張って行きます。 建物の室内の空気が壁内や天井裏に逃げないようにするための施工ですね。 精度の高い気密施工と計画的な換気扇の配置で室内の空気をしっかりとコントロール出来るように施工が進みます。 外壁を貫通する部分には、こんな気密処理も行います。 気密性能を確保するために塩ビ管を先行配管し、室内側の貫通部分を気密テープで処理しています。 こちらは換気扇の貫通部分ですね。 コチラもダクト周りを気密テープで処理しています。 電線も同様で、こうした貫通部分の気密性能を高めることで建物全体の性能が上がる事になります。 何もなかった現場に基礎ができ、建物が立ち上がって行く建て方の工程が完了し、大工たちは下地の作業を進めて行きます。 木組みが立ち上がって行く迫力ある作業ではありませんが、建物の強度や断熱性能に関わる地味で大事な工程が進んで行きます。 弊社では、大工の棟梁が中心に木組みの構造を組み上げて、続く下地の作業も進めて行きます。 大工の棟梁は木組みから断熱・気密施工まで何でも出来る多能工でもありますね。 寒くて雪の多い冬でも大工が進める家づくりが進行中です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-04-01 05:05
| 現場日記~住宅新築~
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