岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 04月 02日
盛岡市中野で進行中の住宅新築プロジェクト「曲面天井の家」。
設計は株式会社NoMaDoS様、施工は弊社というタッグで進むプロジェクトになります。 古くからの街でもある中野地区にある変形狭小地に小さいながら特徴のある住宅が計画されています。 とっても素敵な設計に弊社の大工たちの技術をうまく入れ込みながら建築を進めて行きます。 そんな新しいプロジェクトが進行中です! 工程はいよいよ現地での建て方作業が無事に終了しました。 これまで何もなかった場所に建物の構造が立ち上がり、大工たちは次の工程へと進んでいます。 先日は、上棟式も無事に終わり大工工事が順調に進んでいます。 そんな現場の様子を紹介していきます。 上棟式を終えた現場外観。 グルっとブルーシートで覆われて青い建物になっていますね。 この段階では、まだまだ完成形には程遠い状況。 ここから外回りの下地の工程が進んで行きます。 天候を見ながらブルーシートを外してサッシの取付が始まりました。 道路側の外観は、屋根に沿って細長い窓が連続するのが特徴的。 外壁はまだ構造用合板ですが、少しずつ完成形も想像できるようになりました。 完成予想図はコチラですね。 屋根形状と窓が同じように出来上がってきました。 この完成予想に向けて大工たちが施工を進めて行きます。 取付しているサッシは外壁面から少し浮き出るように取り付けています。 これは、これから施工する付加断熱分外側に出して取り付けているためですね。 北国盛岡の冬を快適に過ごすための断熱性能の向上が目的です。 玄関庇の屋根葺きも完了です。 屋根材は、トタンの平葺きという葺き方。 1枚の大きなトタンを屋根に合わせてカットして接着剤を使って張り合わせています。 凹凸がほとんど無いスマートな庇が出来上がって行きます。 サッシの取付を終えた外壁面。 見えているのは建物外周をぐるっと覆う構造用合板の面です。 建物の耐震性能をこの構造用面材で確保しています。 壁の構造用合板の上に横に桟木が取り付けられました。 この桟木は、付加断熱のグラスウールを固定するための下地となります。 予め断熱材の寸法に合わせて桟木をピッチを決めて取付を行っていきます。 取り付けた桟木の間に付加断熱材をはめ込むj作業が進みます。 予め断熱材の寸法に合わせて桟木を取りつけているのでぴったりと断熱材は納まります。 建物をぐるっと囲うように付加断熱が施工されて行きます。 付加断熱の施工が終わった面ごとにすぐに防水透湿シートを張ります。 このシートは雨を通さないので、断熱材が濡れる事はありません。 施工できる範囲ごとにこうして断熱施工と防水施工を進めて行きます。 真冬の外での施工ですが、こんな晴れの日もあり気持ち良く施工が進みました。 この快晴、真冬の盛岡ならではですね。 ちなみにこんな晴れの日でも最高気温は氷点下、真冬日です・・・・。 そしてもちろんこんな日も・・・・。 横殴りの風と雪・・・・。 今年の盛岡の冬は本当に厳しいものがありました。 真冬日が多く、定期的に降り積もる雪で外部作業は進んで止まりを繰り返しました。 建物外周の付加断熱が完了。 正面の外観もガラッと変わりました。 今度は、防水透湿シートで覆われて真っ白な外観ですね。 縦に取り付けている木は、外壁の下地材です。 外部作業が進む中、室内でも下地の作業が進んでいました。 構造材が見える木組みの室内。 天井に隠れる部分に石膏ボードを張って防火構造の準備が進みます。 続いて断熱材が躯体の壁面に入りました。 付加断熱の42ミリと充填断熱の105ミリ、合わせて147ミリの断熱層が形成されて行きます。 使用するグラスウール断熱材は、アクリアという最新の断熱材。 施工の際にチクチク感が少なく施工しやすいのが特徴です。 断熱施工の後は、壁の室内側に気密シートを張ります。 このシートで室内の空気が壁面に侵入しないようにします。 隙間の無い建物にして、換気扇で空気の入れ替えをコントロールできるようにして行きます。 温熱環境もしっかり備えた住宅を目指していきます。 現場の雪捨てを行った近くの川原。 白鳥も見えますね。 今年の冬は、この川原に助けられました。 物凄い量の雪を運びました・・・。 白鳥も今は北に旅立ちました。 現場での建て方作業の工程が無事に完了、そのまま下地作りの工程へと進んで行きます。 弊社作業場では、大工の棟梁が設計士さんの図面を見ながら木組みを考え、構造材の刻みの作業を進めてきました。 その構造材たちが現場で家という建築物に変化して無事に建ちあがりました。 先日は上棟式も執り行い、気持ちを新たに大工仕事を進めて行きます! ここからは完成形を想像しながら建物の性能に関わる下地の施工が進む事になります。 「曲面天井の家」進行中です!
by iwaizawa
| 2021-04-02 05:25
| 現場日記~住宅新築~
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