岩井沢工務所の仕事について
お気に入りブログ
カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 more... 検索
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
|
2021年 04月 21日
盛岡市中野で進行中の住宅新築プロジェクト「曲面天井の家」。
設計は株式会社NoMaDoS様、施工は弊社というタッグで進むプロジェクトになります。 古くからの街でもある中野地区にある変形狭小地に小さいながら特徴のある住宅が計画、とっても素敵な設計に弊社の大工たちの技術をうまく入れ込みながら建築を進めています。 弊社ブログでは、まだまだの施工中のご紹介ですが、現場はもうすぐ完成間近となっています。 NoMaDoSさん主催で4/24(土)に見学会を開催します。 見学ご希望の方はコチラから申し込みをお願いします。 それでは、上棟式も無事に終わり大工工事が順調に進む現場の様子を紹介していきますね。 ![]() 梁川に面するこの面は、大開口のガラス面が特徴です。 室内の曲面天井とこの大きなガラスがこの建物の一番の特徴です。 ![]() かなりの精度で驚きです・・・。 施工が進むとパース図と同じように出来上がって行きますね。 正直、こんなパースを作った事も無く大工と一緒に驚きながらの施工です。 ![]() 玄関アプローチの手すりや玄関庇の板金施工などを残すのみ。 スマートな印象の外観がいよいよ出来上がってきました。 ![]() 外観もこうしてパース図を元に仕上がりを確かめつつ施工を進めて行きます。 ![]() 床の下地には、何やら文字が記載されていました。 床設置のコンセントの位置ですね。 図面を元にいろんな施工の情報を書き込みつつ仕上げの工程へと入って行きます。 ![]() 無垢の床板はすべてナラを使用しています。 素材のナラはすべて岩手県産材を使用しています。 地元で採れた木を住宅の仕上げにも積極的に使っていきます。 ![]() 造作家具に使う素材の準備です。 コチラはタモの天板です。 このタモは盛岡市産のタモ材ですね。 ![]() このナラも盛岡市産材です。 昨年、木材市場で製材所さんが落札し、弊社でそのまま購入して製材した製品です。 人工乾燥を経て、弊社作業場で保管していました。 ![]() 下舘大工と家具の大きさや位置、制作の注意点を打合せ。 本物の素材を使い、大工の技術を生かした家具の製作が始まって行きます。 ![]() 踏板に使用する栗の板が仕上がっていました。 無垢の栗の階段を作れるのは、岩手ならではだと思います。 広葉樹の無垢の階段はとっても贅沢な仕上がりです。 ![]() 見えなくなるササラ桁は、赤松集成材で製作しています。 ノコギリの刃のようなギザギザ形状の素材が出来上がって行きます。 この三角のギザギザ部分に踏板が載る事になります。 ![]() 沢山のナラの天板を集めての接ぎ合せの作業。 2階のインナーバルコニーに設置する大きなカウンター天板を作る作業です。 ![]() 天板を加工して仕上げ、天板同士をくっつけます。 クランプやバンド、チェーンブロックを使い、天板同士を締め付けてしっかりとくっつける工程です。 ![]() まずは階段の位置にササラ桁を設置ですね。 斜めにササラ桁を設置するとギザギザの部分が水平になります。 この水平部分に踏板を載せるという作業工程です。 ![]() 踏板の下には蹴込板という板をくっつけて階段の段板部分が出来上がりです。 ![]() 図面を元に細かな下地を作るのは立花棟梁です。 若い大工もベテランと同様に墨付・刻みからこうした下地の作業まですべてこなしていきます。 ![]() 1階曲面天井の湾曲部分に下地を作り、先ほど作業場で進めていたナラの大きなカウンターを設置する準備です。 現場と作業の大工たちが協力して一つのモノを作って行きます。 ![]() 1階の曲面天井の裏側がこんなカウンターになる計画です。 どんな仕上がりになるのか今から楽しみな部分です! ![]() 素材は桐の木ですね。 桐の木で作った小さな箱・・・・何になるのかな~? 後のお楽しみに。 現場ではいよいよ本格的に仕上げの工程が始まりました。 同時に弊社作業場では造作材の加工作業も進みます。 設計さんの図面とパース図を元に大工たちが実物の建物を作るという流れです。 モノづくりの根幹部分をなるべくそのままにご紹介していきます。 地元の素材、地元の大工、その両者の良いところを引出し、設計さんの意図する建物の仕上がりに近づけて行くという作業ですね。 やはりこの作業には技術のしっかりした腕のいい大工の存在が大事だと思います。 大工が作る家づくりの様子を引き続きご紹介していきます。 4/24(土)の現場見学会の予約はコチラからお願いします。 「曲面天井の家」進行中です!
by iwaizawa
| 2021-04-21 04:59
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||