岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 04月 28日
盛岡市八幡町で進む築100年以上経つ古い町家の改修工事が進行中です。
長年貸家として第3者に賃貸していた建物。 借主の移転に伴い空き家になり、それを機に事務所として使う建物に改修して町家の建物を残そうという計画になりました。 建物が古く、どこまで町家の雰囲気を残せるのか不明な点もありますが、今回も地元の木材を使い大工の技術を生かして改修工事を進めて行きたいと思います。 建物内部の解体を中心に進めてきた作業も次の「造る」という段階に入っています。 そんな現場の作業風景をご紹介していきます。 だいぶ町家らしくなってきた外観です。 この後のファサード部分の施工でもっと町家らしく変化する計画です。 建物の外観を形成する板張りの外壁がきれいに仕上りました。 下見板張りという杉板の外壁です。 製材したままの粗い杉板を防腐塗装してから段差を付けて張り合わせています。 日光が当たると凹凸部分がクッキリと浮き上がり、きれいに見えます。 入口内部の土間部分では左官職人の仕上げ作業が進みます。 黒い玉砂利の洗い出し仕上げという作業が進みます。 土間部分に黒い砂利を敷き詰める作業が進んでいますね。 砂利の隙間に目の細かいモルタルを詰めて拭き取ると砂利の頭部分が見えてくる仕上がりが出来上がります。 すぐにビニールで養生して乾燥を待ちます。 ビニールを掛けると乾燥しないような気もしまずが、乾燥がゆっくりと進むように養生を行います。 室内では天井の下地作りが始まりました。 野縁と呼ぶ3.6cm角の杉材を使い天井の下地を作って行きます。 細い角材を使って吊天井の下地が出来上がって行きます。 野縁の天井下地に石膏ボードを張って行きます。 平らな天井の下地が出来て行きます。 少しずつですが部屋の広さが実感できるようになっていきます。 天井が張り上がりました。 ゴチャゴチャしていた下地も見えなくなり、平滑な天井下地が完成ですね。 こうして室内でも天井や壁の下地が出来上がって行きます。 天井下地が出来上がってくると次の工程で使用する素材が搬入です。 床板がやって来ました。 岩手県産唐松を使った床板です。 地元岩手の木材を使い、大工の技術を生かした改修工事が進んで行きます。 古い町家の改修工事が進行中です。 建物内部の一般ゴミの片付けから作業が始まった改修工事が、いよいよ仕上げの工程へと進んできました。 毎日、建物を壊して廃材を搬出するという工程を延々と繰り返してきましたが、「造る」工程が進み始め、仕上げの工程も始まっています。 街中の防火の基準が高い地域なので、使う素材や施工方法も工夫しています。 町家の雰囲気を残しつつ、求められる防火基準もクリアしながらの施工です。 古い町家の雰囲気を残した改修工事がいよいよ後半戦へと突入です。 こうした町家の解体・改修にはベテラン大工の技術と経験が活きてきますね。 いつ建てられたか分からないほどの古い町家。 どんな風に改修されて行くのか、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-04-28 04:09
| 現場日記~リフォーム~
|
ファン申請 |
||