「黒石野の住宅」 完成写真②

盛岡市黒石野で施工を進めてきたの住宅の新築工事現場「黒石野の住宅」が完成です！
この住宅は、東京の設計事務所「レミングハウス」さんの設計、弊社の施工というタッグで進めてきました。
レミングハウスと言えば建築家「中村　好文」さんの主宰する設計事務所。
いつも素敵な住宅を設計する著名な建築家との仕事はワクワクしながら仕事をしてきました。
完成写真を数回に分けてご紹介していきます。

完成した建物外観も特徴的ですね。
無垢の杉板を無塗装で使用しました。
昔ながらの日本家屋のようなオーソドックスな切妻屋根の外観。
丸柱のテラス屋根がいい雰囲気です。
今回は、内部の写真を中心にご紹介して行きます。

玄関ホールからこの引き戸を開けてLDKへと入ります。
上り框も独特の形状です。
ナラの床板と栗の上がり框、どちらも地元岩手県産材です。
弊社の大工たちが加工した地元の木と建築家のデザインが融合した建物です。

LDKへの入口の引き戸です。
明かり取り部分に藁を入れた目隠しの框戸です。
もちろん明かりが入る採光性も保ち、デザイン性も高いですね。

室内に入るとこんな景色が広がります。
LDKの天井はアーチ形状です。
天井高が高くアーチ形状なので、とっても空間が広く感じられ柔らかな雰囲気のリビングです。
作り付けの造作家具のソファもとってもいい雰囲気です。

振り返るとこんな感じ。
アーチ型の天井は、キッチン側にもゆっくりと下りています。
キッチン部分の天井には、設備機器の配管などが納まり、アーチ天井の柔らかい雰囲気を生かしつつ仕上がっています。

LDKには大きな開口部が配置されています。
窓の向こうの斜面は、夏には緑でいっぱいになります。
春には桜も見える借景を利用した大きな窓がいいですね。
もちろん日光もたくさん入り、明るいLDKです。

キッチン全景です。
レミングハウスさんらしい造作家具のきれいなキッチン家具が並びます。
シンプルな素材と形状を保ち、お施主様によって使いやすいようにアレンジできるキッチンです。

棚類はシナベニヤを塗装して仕上ています。
壁のタイルはオーソドックスな磁器タイル。
使う素材は、いつの時代でも揃う普遍のモノ、直しながら使い続けられる家具としての機能もあるキッチンですね。

薪ストーブは、昔からラインナップのあるヨツールのストーブを設置。
背面には銅板で熱の遮蔽板を作っています。

ストーブの向かいには、このソファが配置されています。
ストーブの暖かさを感じながらくつろげる大事な要素です。
もちろん中村好文さんデザインの造り付け家具ですね。

洗面所も家具のような雰囲気ですね。
機能性がしっかりしつつ、いいデザインだとそのまま家具が置かれているような雰囲気に仕上がります。
シンプルな素材で素敵な洗面jこの空間が仕上がっています。

浴室はこんな仕上がり。
白いタイルで仕上げたシンプルな浴室空間。
ここも全然飽きの来ない不変の設計です。
水回り空間は、やはりメンテナンスが必要な場所ですので、素材はいつでも揃う普遍のモノがいいですね。
そんなオーソドックスな素材でいい空間が実現しています。

今回は1階のLDKと水回りを中心に完成写真を紹介してきました。
使う素材は、いつの時代でも揃う普遍の素材が多く、そんなシンプルな素材を使っていい空間がデザインされています。
そんな建築家「中村好文」さんの設計と職人たちの技術で出来上がった建物をご紹介していきます。
次回はその他の室内の完成写真を中心のご紹介します。
続きをお楽しみに！