岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 05月 17日
盛岡市神子田町で新たに始まったリフォーム工事の現場。
今回のリフォームでは、1階を中心にフルリフォームを行います。 築40年以上経過した古い建物の水道や電気配線、設備を中心に改修し、住まい手の高齢化に対応したリフォームを進めます。 同じ面積の建物を建て替えるよりは、だいぶコストダウンになりますね。 現場では下地作りから仕上げの工程へ、弊社作業場では造作家具の製作や外回りのベランダの加工なども進んでいます。 そんな大工の仕事の様子を紹介して行きます。 弊社作業場で進む造作家具の製作風景。 施工の担当は、下舘大工です。 木でフレームを作り、そこに引き出しを作って行きます。 ニレの集成材をカウンター部分に使う段取り中です。 引き出しはこんな風に出来上がっていました。 スライドレールを取り付け、杉板で作った箱が出入りしています。 この外側には扉用の化粧板が設置される予定です。 キッチン収納の外側には、化粧板が取り付けられました。 今回は、ニレの集成材で面材を製作。 いい雰囲気に仕上がって来ました。 一か所空いた開口部は下の板がこんな風にせり出してきます。 ここは、炊飯器を置くスペースとして計画。 キッチンの背面収納は、家電を置くスペースとしても重宝します。 お施主様と打ち合わせして、置くモノを想定しながら家具を作って行きます。 一方の小瀬川大工は、木材の加工作業を始めています。 ヒノキ材で色んな大きさの部材を製作中です。 ヒノキは、蟻害や腐食に強い木なので、今回はベランダの骨組みとして使用します。 こちらは杉材ですね。 小さな四角い角材は、ベランダの手すりの化粧材ですね。 節の少ないきれいな木目の杉材たちです。 これを使ってどんなベランダが出来上がって行くのか楽しみです。 小瀬川大工の現場での施工が始まりました。 外壁の張り終えた現場のベランダスペースでまずはベランダの準備を進めます。 水平を出し、骨組みを取り付けて行く準備が始まります。 まずは床の部分が出来上がってきました。 黒く防腐塗装したヒノキ材が現場に床として設置されて行きます。 床のデッキ材を切断するとヒノキのいい香りが広がります。 黒く塗装してヒノキらしく見えないのが少し残念ですね。 でも、ヒノキの特徴が十分に発揮されて長持ちするベランダの床になります。 ベランダの床のデッキ部分はこんな風に屋根から浮いています。 雨が吹き込んでもデッキにはたまらずに流れて行く構造になっています。 濡れてもすぐに乾く構造だと木材はとっても長持ちします。 さらにその木材がヒノキなど不祝に強い種類だとさらに長寿命です。 ベランダの手すり部分も出来上がってきました。 先ほど小瀬川大工が加工していた杉の角材も使用されています。 細かな横方向に格子に仕上がり、いい雰囲気ですね。 建物形状に合わせた横格子のベランダ手摺が完成です。 屋根では塗装作業が始まっています。 古い既存の屋根は、今回の改修に合わせて塗装を行います。 古い屋根面を水で洗浄し、乾かしてから作業開始です。 古い屋根面い最初に塗装するのは、錆止め塗装です。 今回は黒い色の錆止め塗装を使っています。 マットなツヤの無いのが錆止め塗装の特徴です。 マットな錆止め塗装の上から仕上げの塗装を行います。 ツヤのある黒い塗料が重ねて塗られて行きます。 屋根全体が仕上げの塗装できれいに変わりました。 こうして古い屋根面も塗装をやり直して耐久性を高めて行きます。 屋根面に続き塗装を行うのは、破風板という部分です。 屋根の端の垂直の部分です。 ここも長年の経年変化でだいぶ傷んでいました。 ここも塗装してきれいに仕上げて行きます。 破風部分の板金もきれいに塗装で仕上がって行きます。 室内の大規模なリフォームに合わせて、建物全体の外周部も耐久性を高めるリフォームを進めて行きます。 塗装が終わった破風には雨樋が設置されました。 新しい雨樋を取り付け、取付金具は積雪対応の強度の高いタイプの金具に変えています。 これからまだまだ長く住み続けられるように配慮しながら施工を進めて行きます。 室内では下地の作業が続いています。 天井の下地が進み、断熱材を入れる準備が進みます。 天井裏が屋根の部分は特に断熱施工をしっかりと行います。 ブローイング工法で断熱材を吹き込み、天井のボードを張って行きます。 屋外に面する部分はこうしてしっかりと断熱施工を行い、リフォーム後は暖かくすごしやすい住環境にリフォームして行きます。 天井が張られると室内空間が実感できるようになっていきます。 だんだん新しい室内空間も体感できますね。 そして次は床の仕上がの工程が始まります。 室内側もだんだん仕上げの工程へと進んで行きます。 床板張りの作業が始まりました。 使用しているのは岩手県産唐松の無垢の床板です。 岩手を代表する針葉樹を素材にして床板を作っています。 その唐松の床板がだんだん張り進みます。 建物の大規模な改修が進むフルリフォームの現場です。 解体が終わり、大工による建物構造の改修作業が進んできました。 構造材の改修がほぼ完了し、建物外周では外壁張りからベランダや屋根の塗装作業、室内では断熱施工から」床板張りまで改修作業が進んでいます。 木造住宅は、構造を改修する事で間取りを変更する事も可能です。 柱を抜き、梁を入れて補強しながら住みやすい住宅へと変化させていきます。 そして、高性能の断熱材と樹脂サッシを使って温熱環境も格段の向上するようにリフォームを進めて行きます。 どんな風に改修されて行くのか、今から楽しみな現場です。 少しずつはありますが、工事の様子をご紹介していきます。
by iwaizawa
| 2021-05-17 05:26
| 現場日記~リフォーム~
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