岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 05月 20日
盛岡市上堂で進む住宅新築の現場「上堂の家」。
この住宅も設計は、「オオツカヨウ建築設計」さま、施工は弊社というタッグで進む現場になります。 コンパクトな建物ながら1階は回遊性のある面白い間取りの住宅になりそうです。 設計士が計画する高性能な住宅性能と弊社の大工たちの木工技術がマッチして進む家づくりが進んでいます。 もちろん使う木材は地元盛岡の山から伐採された木材たちです。 その木材たちを使った建物構造が現地で組み上がる「建て方」の工程が無事に終わり、大工の下地の作業が進んでいます。 地元の木・地元の大工の技術・設計士の住宅計画が融合した家づくりの様子を紹介していきます。 外回りの施工が進み、足場の外れた現場です。 建物の全景が見えてきました。 ほぼ総二階の四角い形状の建物になります。 玄関の庇が特徴的な形状をしていますね。 坂本棟梁が玄関まわりで施工を進めています。 逆L字形状の玄関は、内側に杉板を張る仕上げです。 無機質な金属サイディングと有機的な無垢の杉板の組みあわせです。 玄関まわりも仕上がりました。 とってもいい雰囲気です。 これで外周部の大工仕事はほぼ終わり。 ここからは室内の仕上げの作業が一気に進んで行きます。 南面に大開口サッシを配置したLDKでは、床板張りの作業が始まりました。 床の素材は、岩手県産のナラ材です。 無垢の広葉樹の床板は岩手ならではの贅沢な素材でもあります。 広いLDK空間を地元産の無垢の木で仕上げて行きます。 床板張りの作業が順調に進んで行きます。 ナラの床板は、巾が75ミリです。 長さはマチマチの乱尺の板をランダムに張って行きます。 なら独特のベージュ色の床が仕上がって行きます。 室内各所に設置している窓には、窓枠という下枠が設置されています。 その窓枠にもナラ材を使用しています。 もちろん無垢のナラの板を削って仕上げています。 仕上げの作業が進み、本物の素材がいよいよ見える形で使われて行きます。 弊社作業場では、造作部材の加工作業が進んでいます。 コチラは階段に使用するセンの木です。 センも岩手を代表する広葉樹の一種です。 階段にこのセンを使えるのも広葉樹の産地岩手ならではの仕上げです。 厚さ50ミリほどの天板を削って仕上げた階段材。 板の表面は恐ろしくツルツルの状態です。 大工が手で触って木の仕上がりを確かめます。 本物の素材を使った仕上げの工程が進んでいます。 加工が進む階段材たち。 接ぎ合せという工程が終わり、接着中のセンの階段材です。 このまま数日乾燥させて仕上がります。 このまま現場に搬入して階段の設置が始まる事になります。 下舘大工が長~い天板の加工を始めました。 次の造作材の加工は、LDKに配置される家具のカウンター材ですね。 おおよそ4mの天板を木材置き場から出してきて加工を進めまます。 まずは、天板の端を万能機で削り、直角の面を作る作業です。 何枚かの天板を接ぎ合せて長~いカウンター材を作る工程。 天板同士に接着剤を付けて接合面を合わせて、クランプで締めて接ぎ合せています。 長手方向も接ぎ合せを行い、吊荷用のベルトを使って締め付けています。 色んな道具を駆使して長いセンのカウンター材を製作中です。 仕上げのながらはおおよそ7m、たぶんこれまで作った中で最長のカウンターになります。 現場に戻り作業を確認。 2階の吹抜けまわりでは小瀬川大工が床板張りの施工を始めています。 広い吹抜けまわりは、床が連続しているので、準備を整えて一気に床を仕上げて行きます。 床板の張り初めは、吹抜けの際の部分。 ここから張り始めて左右両方向に床板が広がりながら張られて行きます。 大面積の床を仕上げる際には、この張り初めをどこにするのかが大事になります。 床板張りの作業が順調に進みます。 2階の床板は、岩手県産の唐松材を使用します。 少し赤みがあり、小さな節があるのが特徴の唐松の床板。 唐松の木を想像すると何となくこの床板も想像できます。 床板張りが始まって、吹抜け空間にずっとかけられていた足場が無くなっていました。 突然現れた広い空間がいいですね。 この建物の一番の特徴は、この吹抜けの大空間ですね。 総二階の形状を最大限生かした吹抜けがいよいよ見えてきました。 2階では床板張りの作業が進み、壁や天井の下地も進んでいます。 2階は天井高を低く抑えた仕上がり、そんな空間の広さもだいぶ分かるようになってきました。 少し低い天井が落ち着いた空間を形成しているのが分かります。 仕上げの作業が進む現場です。 足場が外されていよいよ建物の外観は完成形が見えてきました。 工事も終盤戦へと入って行きます。 大工たちの室内の内装仕上げの工程が始まり、本物の素材を使った造作家具も準備が進んでいます。 弊社では、大工の棟梁が中心に木組みの構造を組み上げて、続く下地の作業、仕上げの工程も進めて行きます。 地元岩手の木をふんだんに使った仕上がりが少しずつ見えてきました! 大工の棟梁は木組みから断熱・気密施工、そして仕上げの作業まで何でも出来る多能工でもありますね。 そんな大工たちの仕事ぶりを紹介して行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-05-20 05:13
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||