岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 05月 29日
盛岡市中野で進行中の住宅新築プロジェクト「曲面天井の家」。
設計は株式会社NoMaDoS様、施工は弊社というタッグで進むプロジェクトになります。 古くからの街でもある中野地区にある変形狭小地に小さいながら特徴のある住宅が計画、とっても素敵な設計に弊社の大工たちの技術をうまく入れ込みながら建築を進めています。 工事もいよいよ終盤戦に入っています。 現場で進む仕上げの施工をご紹介して行きます。 建物正面の外観です。 玄関まわりの鋼製手摺も設置が終わり、ほぼ完成形となりました。 シンプルでかわいい外観です。 鋼製手摺は、目立たないように設計されています。 フラットバーという平鉄材を使い、正面からはほぼ見えませんね。 コンクリートへの固定部分も極力目立たない仕上がりになっています。 室内では仕上げの塗装作業が進みます。 建物の名前にもなってる曲面の天井部分の塗装作業が進んでいます。 2階のフリースペースの曲面天井の色上げの様子です。 白く塗装した後に仕上げのツヤを出す塗装を行いました。 すると外の光が曲面の天井に反射するようになりました。 設計士さんの想定した仕上がりに一歩近づきました。 南面の開口部側もこんな風に光が反射してきます。 窓には養生用のビニールが掛かっているので外の色までは写りませんが、かなりいい雰囲気に仕上がっています。 塗装の職人さんとまずはホッと一安心しました。 続いて1階LDKの曲面天井。 コチラは先行する2階に続いて色上げの塗装が進みます。 この白くする前には、何度もパテ処理を行って下地を平滑に仕上げています。 色を付けた段階ですでにフラットな下地がいい感じですね。 艶のあるウレタン塗装を施しました。 1階の曲面天井もいよいよ仕上がって来ました。 南面の大開口窓からの景色がどんな風に写り込むのか楽しみです。 設計士さんから頂いたLDKの曲面天井の仕上がりのイメージ。 最初は自信がありませんでしたが、だんだん近づいてくるとワクワクしてきますね。 完成予想図を元に施工が進んで行きます。 2階寝室では、床の養生を剥がしての塗装作業が始まりました。 塗装の担当は弊社の小林作業員。 ナラの床板に天然成分のオイルで塗装して行きます。 無垢のナラ材がいい色合いに仕上がって行きます。 寝室のベッド部分も塗装が進みいい雰囲気に仕上がりました。 枕もとの造作家具もオイルで仕上げています。 いよいよ完成形が見えてきました。 設計士さんから頂いていた寝室の完成イメージ図。 このイメージに近づいてきましたね。 後は、照明器具の設置とパネルヒーターの設置を残すだけです。 2階フリースペースの大きな造作家具も塗装が進みます。 曲面天井も仕上がり、窓の養生ビニールも撤去されました。 艶のある曲面天井には、川向いのリンゴ畑の緑がうっすらと写りました。 こちらも完成予想図に少しづつ近づいています。 この後照明器具が設置されて部屋が明るくなるとこのイメージ図に近づくはずです。 屋外では、ウッドデッキの施工が始まりました。 施工担当は、立花棟梁です。 先行して設置していた束石の上にヒノキでウッドデッキの骨組みを作って行きます。 骨組みの上にデッキ材を載せると平面的なヒノキの床が出現します。 大引きという骨組みからデッキ材まですべてヒノキを使いました。 ヒノキは屋外での耐久性に優れた樹種です。 長持ちするデッキを作るように心がけています。 階段部分は仮設置です。 まずは、階段位置を確認してもらい、位置決めの後に固定します。 この階段も無垢の木で製作。 大工の技術がしっかりと生きているウッドデッキが出来上がって行きます。 こちらがウッドデッキの完成予想。 このイメージに合わせて施工が進みます。 細かな納まりは、このイメージを元に大工が考えて行きます。 設計さんの考えと大工の作り方をすり合わせながら施工が進んで行きます。 立花棟梁は続いて隣地境界のフェンスの施工へと取り掛かります。 まずは穴を掘ってフェンスブロックの設置作業です。 現場で穴を掘るといろいろな障害物が出てきます。 想定の位置通り設置出来ない箇所も出てきます。 大工が施工を担当するので、後の塀板の設置でうまく調整できるようにブロック位置を調整しながら設置が進みます。 ブロックに四角いアルミ製の角柱が建ち、塀板の設置が始まります。 地面に埋まる基礎部分と立ち上がる支柱は腐食に強い素材を使っています。 塀板には、杉板を使っていきます。 コンクリート・アルミ・木のハイブリットな塀が出来上がって行きます。 塀板が張り進むと一気に雰囲気が良くなります。 無垢の杉板は、この段階ではきれいな木目がきれいですね。 この後は、風雨にさらされてグレー色に経年変化して行きます。 木の塀の良さを生かしつつ、耐久性の高い塀の施工を進めて行きます。 現場ではいよいよ本格的に仕上げの工程が始まりました。 キレイに作った下地に仕上げの塗装を行う工程が各所で進んでいます。 設計さんの図面とパース図を元に大工や塗装職人が実物の建物を作るという流れです。 モノづくりの根幹部分をなるべくそのままにご紹介していきます。 地元の素材、地元の大工、その両者の良いところを引出し、設計さんの意図する建物の仕上がりに近づけて行くという作業ですね。 やはりこの作業には技術のしっかりした腕のいい大工の存在が大事だと思います。 大工が作る家づくりの様子を引き続きご紹介していきます。
by iwaizawa
| 2021-05-29 05:33
| 現場日記~住宅新築~
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