岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 06月 22日
盛岡市八幡町で進む築100年以上経つ古い町家の改修工事が進行中です。
長年貸家として第3者に賃貸していた建物。 借主の移転に伴い空き家になり、それを機に事務所として使う建物に改修して町家の建物を残そうという計画になりました。 建物が古く、どこまで町家の雰囲気を残せるのか不明な点もありますが、今回も地元の木材を使い大工の技術を生かして改修工事を進めて行きたいと思います。 建物内部の解体から「造る」という段階経ていよいよ工事終盤へと進んできました。 そんな現場の作業風景をご紹介していきます。 現場では内装仕上げの作業が本格的に始まっています。 入口すぐの受付カウンターも仕上げの塗装が進みます。 センの板と杉の格子材を使ったカウンターはこげ茶色に変化の途中。 こんな風に塗装が進むと一気に雰囲気が変りますね。 こげ茶色の塗装が進むとこんな感じに仕上ります。 古材の色よりは少しだけ薄めの茶色ですね。 いい雰囲気に仕上がりました。 大工の技術がしっかりと生かされた造作家具です。 近くで見ると奥のセンの板の木目がとてもきれいです。 センの木は、ケヤキに似た木目と硬い木質が特徴です。 岩手には広く分布し、奥羽山脈側でも北上高地側でもたくさん採れます。 板で使用するには、しっかりと乾燥させることが大事になります。 この板は天然乾燥で何年も経過した材ですね。 いい木材は仕上がりもとてもいいですね。 シャッターを開けて撮影。 内部の壁が白く仕上がり、入口のカウンターも塗装が完了。 いい感じに仕上ってきました! 事務スペースの一角では、袰岩棟梁が間仕切壁の施工を開始。 間仕切りをパーテーションのように作成して行きます。 上部が解放された事務所内の打合せスペースです。 <2階の休憩室ではクロス張りの準備が進んでいます。 大きな収納は、棚の設置も完了しています。 あと一歩で内装仕上げも完了です。 作業場では、大きな家具の製作が進みます。 コチラは、先ほど紹介したパーテーションと組み合わせて設置する本棚です。 間仕切りも兼用するので巾の大きな家具となります。 作業場で製作してから搬入する計画です。 事務スペースの内装がほぼ仕上がりました。 古材の雰囲気を残しつつ、明るい事務所としての雰囲気も大事にしています。 天井の高い開放感のある事務所空間が見えてきました。 入口の外では舗装工事も進みました。 元々室内で土間コンクリートだった部分にアスファルト舗装を行い、1台分の駐車スペースを確保しています。 事務所内の土間と舗装のレベルがほぼ一緒ですね。 施工できるギリギリの薄さのアスファルトで仕上げています。 古い敷地なので、前面道路が位置がだんだん上がって建物側とほぼ同じレベルになっています。 事務室上部に作ったロフトスペースに上がる梯子も設置しました。 古い建物の小屋裏空間をそのまま利用した部分です。 物置用として再整備しました。 床板の塗装も開始です。 床に敷いていた養生用のベニヤを外して無垢の唐松の板に塗装を行っていきます。 とってもいい色合いに仕上がりました。 照明器具の設置も進み、いい雰囲気に仕上がって来ました。 施工もあと一歩のところまで来ました。 完成が楽しみです! 古い町家の改修工事が進行中です。 建物内部の一般ゴミの片付けから作業が始まった改修工事が、いよいよ仕上げの工程へと進んできました。 毎日、建物を壊して廃材を搬出するという工程を延々と繰り返してきましたが、「造る」工程が進み始め、仕上げの工程へと進んでいます。 街中の防火の基準が高い地域なので、使う素材や施工方法も工夫しています。 町家の雰囲気を残しつつ、求められる防火基準もクリアしながらの施工です。 古い町家の雰囲気を残した改修工事がいよいよ終盤戦へと突入です。 こうした町家の解体・改修にはベテラン大工の技術と経験が活きてきますね。 いつ建てられたか分からないほどの古い町家。 どんな風に改修されて行くのか、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-06-22 05:03
| 現場日記~リフォーム~
|
ファン申請 |
||