岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 07月 28日
花巻市で始まった古民家の大規模な改修工事の現場。
築年数は正確には分からないほど古く、何度か大規模な改修をしながら住み続けてきた古民家。 今回は、その建物の構造をなるべく生かしつつ住みやすい住宅へと改修する工事を行います。 建物の当初あった茅葺は無く、古いトタン屋根も今回の改修に合わせて架け替える計画。 どんな改修工事になるのか楽しみな現場です。 それでは、現場での作業の様子を少しずつ紹介して行きますね。 施工前の建物全景です。 古い茅葺屋根の直屋(すごや)を改修して現代風のトタン屋根が掛かっています。 屋根形状を直す際に2階も作っていますね。 この雰囲気を残しつつ、新しい建物へとリフォームを開始です。 建物の裏側、水回りはこんな感じです。 水回りは定期的に改修が行われて、外壁を含めだいぶ劣化が進んだ状態です。 今回も水道配管を含めて大規模に直す事になります。 屋根裏に潜って調査を開始です。 昭和40年代に掛けた屋根のようです。 よ~く見ると赤松や栗を多く使用していますね。 近くの山の木を使って製板した木を使って作られています。 棟札がありました。 歴史ある建物にはしっかりと残っていますね。 昔の大工の仕事の跡をたどる事にもなります。 今回もいい改修工事にしたいですね。 気が引き締まります。 上棟式の矢羽根もありました。 当時の大工さんたちは、上棟式ごとにこの矢羽根を作っていたとも言われています。 当時の大工さんたちの仕事に対する姿勢もうかがえますね。 歴史を感じる屋根裏調査となりました。 屋根裏の調査は、この現場を担当する袰岩大工と一緒に上がりました。 袰岩棟梁と古民家の構造を確かめて、外せない柱、残すべき梁などを図面と共にチェックしました。 屋根もどのように改修すべきかを検討します。 ベテランの経験豊富な大工さんは、こうした調査には欠かせませんね。 今回も袰岩棟梁と一緒に改修計画を立てて行きます。 袰岩棟梁と建物周りもじっくりと観察。 茅葺屋根の痕跡でもある軒桁の構造も確認。 今回の改修の際の屋根形状もこの段階である程度想像できます。 古民家の改修経験が豊富な棟梁としっかり調査を行い、改修計画を立てて行きます。 本格的な工事開始に先立ち、まずは仮設の作業が始まります。 大きな古民家の一部に仮住まいとなる部屋を作り、そこに住まいながら改修工事を進めて行きます。 まずはこの仮住まいを作る木材を搬入です。 元の馬屋のあった部分の土間に床を作り、仮住まいの部屋を作ります。 馬屋の壁も古く、昔の馬を飼っていた頃の痕跡も見えますね。 大きな古民家ならではの仮設工事です。 現場から搬出するのは、まずは畳です。 座敷の続き間からはたくさんの畳が出てきます。 まずは、こうした資材を全て搬出してから改修工事が進む事になります。 今回の古民家改修は、とっても大きな建物ですね。 まずは現場を担当する大工と調査を行い、施工前の状況を把握してから施工計画を立てて行きます。 実際に作業を進めながら決めて行く場面も多くはなりますが、この段階で大きな方針を決めてその計画に沿って改修工事を行います。 さあ、古民家改修の現場がスタートです! 作業の様子を少しずつ紹介して行きます。 お楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-07-28 05:06
| 現場日記~古民家再生~
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