岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 08月 28日
盛岡市鉈屋町で新たに始まった店舗と住宅の新築プロジェクトです。
北上川沿いを走る道路は数年かけて拡幅と歩道整備を行ってきました。 その道路工事によって敷地まわりの状況が変わるので、その工事を待っての着工でした。 長い間掛かっていた道路拡幅工事も今年の春に竣工し、いよいよ弊社のプロジェクトが進んでいます。 弊社作業場での大工たちの仕事と現場で進む基礎工事の様子を紹介しています。 弊社作業場で進む大工たちの刻みの作業。 下舘大工が刻むのは、唐松の梁材ですね。 電動丸鋸を使い、仕口を作る工程を進めています。 使用している唐松材は、地元盛岡で伐採された材です。 小瀬川大工が刻むのは、唐松の桁材です。 棟梁が墨付けした構造材を大工たちが手分けして刻みを担当します。 全ての構造材に棟梁が墨付けを行い、大工たちが手刻みを進めて行きます。 唐松の梁材の墨付けを行う田村棟梁。 この梁は、化粧梁として使う登り梁ですね。 赤みのある木肌が特徴の唐松、この梁はお店の天井に配置される計画です。 どんな風に見えてくるのか今から楽しみでもあります。 墨付け・刻みの作業は、この図板を元に進められます。 店舗の部分に配置する赤松の太鼓梁と唐松の登り梁の打合せ。 図板を見ながら材の配置を相談します。 棟梁の木の配置を見ながらお店のイメージとすり合わせです。 私と大工たちとでこうした打ち合わせを行いつつ、施工が進んで行きます。 墨付けを終え、刻みを待つ構造材たち。 弊社作業場にはこうした構造材で溢れ、木の香りがいっぱいになります。 建物一棟建てるのにこんなにたくさんの木が使われる事になります。 田村棟梁・小瀬川大工・堀口大工で相談事? 木の端を加工するルーターという工具を前にみんなで話し合い? 今回の建物で刻む、店舗の化粧梁の端部を加工するための刃の大きさを考えていました。 お店の雰囲気を作るための小さなこだわりですが、大工たちは真剣に取り組みます。 登り梁の端部の加工を試しに行ってみました。 梁の端部の隅部をこうして丸く加工します。 この丸の大きさを相談していました。 お店の天井を見上げた時に梁の見える雰囲気を決める細かな納まりですね。 下舘大工の刻みもどんどん進んで行きます。 細かな構造材の刻みも進みます。 構造材もいろんな長さや太さの木を使います。 大工たちは、たくさんの木の加工を毎日行っていきます。 現場では基礎工事が進行中です。 基礎の立ち上がり部分の型枠が組まれました。 だんだん建物の位置やスケール感が見えてくる段階に入りました。 現場には再びコンクリート圧送車とミキサー車がやって来て、コンクリートを流し込む作業が進みます。 建てた型枠の中にコンクリートを流し込んで行きます。 コンクリートがしっかりと固まった事を確認し、型枠を剥していきます。 中からグレーのコンクリートの基礎が現れました。 続けて基礎内部の埋戻の作業が進んで行きます。 建物内部の土間に鉄筋を敷く作業。 十字に組んであるワイヤーメッシュ筋を並べて土間コンクリートの打設準備が進みます。 再びコンクリート圧送車を使ってコンクリートの打設作業です。 黒く太いホースの先端からドロドロのコンクリートが流れ出てきます。 コテで一定の厚さに均しながら打設作業が進んで行きます。 建物の床全面にコンクリートが打設されました。 後は、土間の表面をきれいに均して整えて行きます。 だんだん基礎が出来上がって来ました! 鉈屋町で進む店舗と住宅の新築プロジェクト。 現場では基礎工事が進み、弊社作業場では大工の棟梁による墨付と大工たちの刻みの作業が進んでいます。 使う素材はもちろん岩手県産木材、地元の木が大工の手によって加工されて建物をしっかり支えるという構造を大事に施工を進めて行きます。 今回はお店となる部分には、建物構造がしっかりと見える構造を採用していただきました。 そのお店の木の加工も少しずつ進み始めています。 大工の技術がしっかりと見える仕上がりを施工初期段階から考慮して大工仕事が進んで行きます。 どんな建物が計画されて行くのか今から楽しみです! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-08-28 05:07
| 現場日記~店舗~
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