岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 10月 18日
盛岡市内で進行中の住宅新築プロジェクト「緑と暮らす家」。
オオツカヨウ建築設計さんと弊社の大工の施工で進む住宅新築となります。 お施主様がこれまで住んできた建物を解体し、建て替える工事内容となります。 敷地内には、お施主様がこれまで時間をかけ作りあげてきた素敵な庭があります。 木々や花々がさりげなく配置され、仰々しさのない、植物が生き生きとしている素敵な庭。 この庭を残し、今までのように緑を愛でる暮らしをしていただくような住宅を大塚設計士が計画しています。 弊社作業場での大工たちの刻みの作業が終わり、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んできました。 それでは施工の様子を紹介して行きます。 現場での建て方作業が進んでいます。 まずは、1階部分の構造組み上げ作業が進みます。 土台・柱・梁の順に組み上がり、建物の雰囲気が出てきました! 1階の骨組みが組み上がった現場の全景です。 何となく四角い建物らしい構造が見えていますね。 この後は、上部構造の組み上げの準備作業が進みます。 組み上がった1階部分の骨組みを足場から撮影。 中央部にある、構造の無い部分が大きな吹抜け空間になります。 ずいぶん大きな空間が空いています。 この空間を支えるための構造が今回の建物構造の目玉でもあります。 組み上がった1階部分の構造の水平・垂直を確認し、床下地を作る工程へと進みます。 奥から構造の上に合板を敷く作業が始まります。 厚さ28ミリのネダレス合板を敷く作業が進み始めました。 ネダレス合板が一面に敷かれると、その上にはビニールシートを張って行きいます。 雨が降っても水が合板に染み込まないように養生の為のシートになります。 不測の事態にも備えつつ建て方作業が進んで行きます。 再びクレーンが動き出し、2階の構造体の組み上げ作業が始まりました。 狭い現場ですが、ギリギリ配置したクレーンが大活躍です。 大工たちでは持ち上げられないほどの重量の大梁たちを吊り上げて、番付の位置まで運んでくれます。 100人力の活躍をするクレーンのおかげで建て方作業が順調なスピードで進んで行きます。 吹抜け空間の2階部分へと荷揚げされているのが、大梁たちです。 大きな吹抜けを支えるための梁せいの大きな木材たちです。 強度を確保するために唐松の集成梁を使用しています。 性能を保証するJASマークの入った岩手県産の唐松集成材です! 吹抜けを支える大梁の組み上げ作業が始まりました。 大工たちと比べても梁の大きさが分かりますね。 巾3間の大きな空間を支える構造の組み上げ作業が進んで行きます。 大梁に接続する構造材が組まれていますね。 大梁を中心にいろんな構造材が接続されて建物の構造が出来て行きます。 使用しているのは、すべて地元で採れた木材たちです。 岩手県産・盛岡市産の木材を使い大工の技術を生かした建物の構造が出来上がって行きます。 2階の作業床では、堀口棟梁が梁を組む段どりです。 梁材の番付を確認して、クレーンで吊り上げる準備を行っています。 建物構造をどの順に組んで行くのかは、棟梁の判断に任せられています。 組み上げた構造材の通りをチェックするのは、立花大工です。 組んだ材に顔を近づけて、目で見て構造の通りを見ています。 こうした作業は、機械より人間の目が長けています。 経験を積んだ大工の目は、レーザー水準器よりも優れていますね。 だんだん組み終えた大梁も増えてきました。 大梁同士をつなぐ材も大きい梁を使っていますね。 大きな空間を形成する構造材は、どれも大きな材ばかりですね。 建物の外周部には、斜めの構造部分がありますね。 屋根の勾配に合わせた構造があるのは、この斜めに天井を張り、断熱層を形成する為でもあります。 建物の形・仕上の形状・建物の性能を考慮してこの段階で建物の構造を決めています。 棟梁は、完成形までしっかりと頭に入れて刻みを進めてきました。 クレーンが道路側に向いていますね。 建て方が進むと次々に木材が搬入されてきます。 製材所から山のように木を積んだトラックが到着し、荷下ろしの作業にもクレーンが活躍します。 やって来たのは屋根下地の野地板ですね。 全て唐松の薄い板材になります。 桁や梁を丸太から取った後の外側の材でこうした薄い板材を製材しています。 構造材を使うほど出てくる薄い板はこうして屋根の下地になります。 この後はこの吹抜け空間の構造組み上げ作業へと工程が進みます。 構造材の組み上げが進む現場の様子でした。 沢山の地元の木を使って進む建て方作業、見ていても楽しいですね。 順調に進む住宅新築のプロジェクト「緑と暮らす家」。 今回もオオツカ設計士のデザインした建物を弊社の大工が作るプロジェクトになります。 地元の木をふんだんに使い、高性能にデザインされた建物が立ち上がっていく事になります。 いよいよ現場での建て方作業が始まりました! 建築家がデザインした建物を地元の木を使って大工の技術を生かして作るプロジェクトがいよいよ形になり始める瞬間が始まりましたね。 そんな現場での建て方作業の様子を少しずつ紹介して行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-10-18 04:54
| 現場日記~住宅新築~
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