給湯器の故障に注意です！

現在、世界的に発生している半導体不足・部品の生産停止によっていろんな製品に供給不足が発生しています。
この時期、最も深刻なのが住宅向けの給湯器の製品不足・部品不足です。
給湯器本体は、納期が3か月かかる製品も出ていますし、部品の供給も滞っているので修理にも時間がかかるようです。
盛岡では、もうすぐ11月中旬から朝晩の気温が氷点下に下がります。
ここで給湯器の冬の最初の故障シーズンが始まります。
まずは、11月のこの時期に給湯器の点検を行って故障の少ない冬を迎えるように注意してください！

ガス給湯器と石油給湯器は、本体横か下に屋外用のコンセントが設置されています。
そのコンセントにしっかりと差し込みプラグが差さっているかを確認してくださいね。
また、本体から水が漏れていないかなど異変が無いかを確認してください。

屋外設置用の防水コンセントにはたくさんの差し込みプラグが差さっています。
中には、延長コードなどで分岐している場合もあるので注意が必要ですね。
付近に抜けているコードが無いかをしっかりと確認してください。

エコキュートやエコワン給湯器の場合には、屋外用のコンセントが本体の裏側に隠れている事が多いですね。
狭いのですが、よく見るとコンセントの束が見えるはずです。
差し込みが全部しっかりとコンセントに刺さっているかを確認してください。

この部品供給の世界的な遅れがいつ解消するかは分からない状況です。
最近は、ニュースでも少しずつ取り上げられていますが、なかなか一般には周知されていません。
半導体だけでなく、各種部品類も東南アジアの各国でのロックダウンによる製品工場の閉鎖が大きく影響しているようです。

故障のリスクを減らすのは点検・整備です。
しっかりと点検し異変に気が付いたら早めの連絡で手配を掛ける事をお勧めします。
そんな注意喚起のお知らせでした。

この他現在建築業界ではいろんなモノ不足が起きています。
1.　ウッドショックによる木材供給の遅れ
2.　ガラス不足、製品の需給バランスの崩れによる樹脂サッシの納品遅延
3.　エアコン・食洗器・照明器具などの電化製品の不足
4.　部品供給不足による便器の納期遅延
5.　塗料不足による外壁材の品切れ
などなどありますので、特に今年の冬はお家周りの故障などにはご注意ください！