岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 11月 06日
盛岡市津志田で進む住宅新築プロジェクト「津志田の小さな家」。
コンパクトな敷地に建物と駐車スペース、小さな庭をギュッと詰め込んだ計画。 小さいながらいろんな要素をしっかりと入れ込んだ楽しいお家の新築工事が始まりました。 もちろん使う素材は、岩手県産・盛岡市産の木材たち、木を使う職人は腕のいい大工たちです。 本物の素材と職人が作り出す、コンパクトな家づくりをお伝えしていきます。 現場での基礎工事が完了し、弊社作業場では、大工の棟梁の刻みの作業が進んでいます。 弊社作業場で進む大工たちの刻みの作業。 刻みを待つ構造材たちですね。 全て岩手県産・盛岡市産の木材たちです。 沢山の木材ですが、すべて地元で採れた木を使った家づくりが進みます。 刻みを終えた柱や桁ですね。 樹種は、柱が杉、桁や梁・母屋が唐松を使用しています。 どの材も大工の棟梁が墨付けを行い、刻みを行って仕上げた構造材です。 現代では少なくなってきたアナログな作業で木造住宅の基本構造が出来上がって行きます。 刻みを終えた構造材は、棟梁がチェック作業を行います。 墨付けに使用した図板を見ながら材の長さ、仕口の位置と形状を確認してから現場搬入の準備を進めます。 墨付け・刻み・チェックという工程を全ての材に行っていきます。 唐松の大きな梁材などはチェックを終えると現場搬入の準備が進みます。 赤身の多い唐松たちがとてもきれいですね。 唐松は、岩手県ならではの樹種でもあります。 強度の高い唐松材は、建物の横架材に適した優れた特性を持っています。 岩手にはいろんな種類の木が生えています。 適材適所にいろんな樹種を用いて家づくりの準備が進みます。 桁材の付け流しの作業が始まりました。 付け流しは、構造材の仮組みを行う事。 仮組みを行って材をつなげた総長を計ったり、仕口の形状や位置を確認して行きます。 広い弊社作業場の屋外で構造材を仮組みが進んで行きます。 木槌を使って仕口を合わせる小瀬川棟梁ですね。 こうして仮組みの際には、仕口の納まりもチェックします。 程よい締まり具合に仕口を調整して行きます。 ボルトを通す穴あけの作業も仮組に合わせて行います。 こうした確認作業もとても大事、現場での建て方時の作業量の低減につながります。 刻みを行い、付け流しもしっかりと行う事で現場作業量の低減を図って行きます。 付け流し作業の後、最後に小瀬川棟梁が刻みを行っていました。 ヒノキ材を使っていますね。 ベランダ周りの構造材の刻みです。 雨が当たる可能性のある部分には、ヒノキ材を使って構造を作って行きます。 刻みが終わると現場に行って土台敷きの作業です。 出来上がっているコンクリート製の基礎の上にヒノキの土台を敷く作業が始まります。 ヒノキの土台を基礎に載せて高さのチェック作業です。 レベル水準器で高さを計測して行きます。 この段階で高さをしっかりと調整する事で、この後の作業がスムースに進みます。 この作業は特に入念に行います。 土台の据付が完了しました。 土台敷きの作業の際には、現場にはヒノキの香りが漂います。 この香りに含まれる成分が、害虫に対する防御の役目になります。 建物の一番下の部分で構造を支える土台にはこのヒノキを使います。 新しい住宅新築プロジェクトが進行中です! 大工による構造材の刻みが終わり、現場での建て方作業の準備が進んでいます。 小さな家を構成する地元岩手・盛岡の木を大工が作る最初の工程が進み始めています。 無垢の木の構造材を昔ながらの方法で大工が加工し、現場で立ち上がる段階まで工程が進んできました。 現代のデジタルな仕事とは全然違う、感覚を大事にするアナログな要素が多い大工仕事でもあります。 木には1本1本微妙に個性があります。 その個性を感覚で掴み、大きな家づくりに使用するので、やはり大工の勘とか感覚は大事な気がします。 大工仕事は、やはり大工の人間力が大事だと思います。 技術をしっかりと記憶し多くの経験を積んだ大工が仕事をすることでいい家づくりが出来ると思います。 本物の素材、その素材を使う本物の職人が作る家づくりが始まっています。 施工の様子を少しずつ紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-11-06 05:11
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||