岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 11月 15日
盛岡市津志田で進む住宅新築プロジェクト「津志田の小さな家」。
コンパクトな敷地に建物と駐車スペース、小さな庭をギュッと詰め込んだ計画。 小さいながらいろんな要素をしっかりと入れ込んだ楽しいお家の新築工事が始まりました。 もちろん使う素材は、岩手県産・盛岡市産の木材たち、木を使う職人は腕のいい大工たちです。 本物の素材と職人が作り出す、コンパクトな家づくりをお伝えしていきます。 基礎工事と大工の刻みが終わり、いよいよ現地での建て方作業が始まります! 建て方最初の工程は、柱建てです。 青い秋空に杉の柱が立ちあがります。 天に向かってスッと伸びる柱が素敵ですね。 いよいよ建て方作業が開始です! 柱の上に桁や梁が載って行きます。 垂直に立つのが柱、柱の上に水平に掛かるのが桁と梁になります。 柱は杉、桁・梁は唐松を使用しています。 地元岩手・盛岡の木が建物を支えています。 桁・梁が納まると金物の設置作業が進みます。 木と木の接合部は金物で補強して安全性を担保して行きます。 小瀬川棟梁も1階部分の構造が組み上がり、まずは一安心です。 建て方に参加する大工たち5人が金物設置。 全員下を向いての金物設置、なんだかおもしろい写真ですね。 1階部分が組み上がった現場の全景です。 快晴の青空の元、建物の骨格が出来上がって行きます。 まずは、1階の骨組みが見えて来ましたね。 少しずつ建物が組み上がる様子をいつ見ても飽きないですね~。 こうして1階部分の構造が組み上がると次の工程へと進みます。 組み上がった1階の構造の歪みを矯正する工程に入りました。 金属製の金具を用意して、組み上がった建物の構造に設置します。 土台から桁へ斜めに金属の棒を取り付けます。 この棒が伸びたり縮んだりして構造を矯正します。 柱に取り付けているのは、風防下げ振り。 器具の一番下には、振り子が設置されています。 柱の傾きを計測する道具です。 先ほどの棒状の矯正器具とこの下げ振りを使って建物の水平・垂直を確かめて行きます。 一人が下げ振りを確認、一人が金属の棒を操作、二人が固定用の筋交いを上下で準備、小瀬川棟梁が全体を支持するという構成で作業が進みます。 柱の垂直をチェックし、建物構造の通りを真っすぐに矯正して行きます。 間直しと呼ぶ建物構造の矯正作業を終えると、2階の作業床を作る準備に移ります。 1階の建物構造がしっかりと固定されました。 仮筋交いが斜めにたくさん入っているのが分かります。 構造がガッチリと固まり、この上に床の下地が作られて行きます。 作業場で刻みを行っておいたネダレス合板を敷く作業が始まりました。 番付け通りに合板を敷き、釘で留め付けて行きます。 組み上がった建物構造の上に少しずつ床が出来て行きます。 平らな床面が出来上がりました。 その床を利用して柱上部の金物設置の作業を進めています。 床が出来上がると一気に安心感が増しますね。 建て方初日の作業はここまでです。 2階の作業床が出来るところまで進みました。 明日の建て方2日目は、1階の構造と同じように柱建ての作業から始まります。 明日も楽しみですね。 新しい住宅新築プロジェクトが進行中です! 大工による構造材の刻みが終わり、現場での建て方作業が始まりました! 建て方作業は大工仕事の華、大工たちはみんないい顔で仕事を進めて行きます。 全ての構造材を大工たちの手仕事で刻み、その構造材が現地で建物へと組み上がる工程です。 現代のデジタルな仕事とは全然違う、感覚を大事にするアナログな要素が多い大工仕事が進みます。 木には1本1本微妙に個性があります。 その個性を感覚で掴み、大きな家づくりに使用するので、やはり大工の勘とか感覚は大事な気がします。 大工仕事は、やはり大工の人間力が大事だと思います。 技術をしっかりと記憶し多くの経験を積んだ大工が仕事をすることでいい家づくりが出来ると思います。 本物の素材、その素材を使う本物の職人が作る家づくりが進んでいます。 施工の様子を少しずつ紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-11-15 04:47
| 現場日記~住宅新築~
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